小説「ミトミと私の奮戦記。」◇ 7歳虐待ではないです。姉妹喧嘩です!

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 相変わらず風呂を嫌がり攻撃を仕掛けてくるミトミ。
 蚊取り線香で応戦する私。

 いくら言っても勝手に食べる。特に私の大好物を嫌がらせのように先に食べる。

 ミトミの口端をギューっとつまんで、
 「この口が食べるのか返せ!」
 「やなこった。もう食べちゃったもんね」
 悪びれもせず小憎たらしいミトミ。

 「ミトミ!食べるなって言ってるだろ~」
 逃げるミトミを追い回す私。

 そのうちふとミトミの姿がなくなる。
 「どこ行った?」
 探していると突然ドアの裏から、
 開いている押入れの中から、飛び出して脅かしてくる。
 「なんちゅう奴だ!びっくりするじゃないか。犬の分際で人間様を脅すんじ    ゃないよ!」

 逃げれば追う。追えば逃げるの繰り返しの追いかけっこになっている。
 「捕まえた。こうしてやる~」
 仕返しに くすぐってみたが 無表情でくすぐったいかどうかわからない。

 風呂上りに毛をとかしながら
 「お客さん、こってますね~」
 首の付け根肩?らしきところ、腰のあたりをマッサージもする。
 気持ちいいかどうかやっぱりよく分からない。

 私のスリッパを
 「ホレ~」
 これ見よがしにくわえて振り回し、くわえたまま逃げ、追いかけっこ。
 そして じゃれ合う。

 ミトミはタオルを枕に正面を向いて寝るといびきをかく。
 「無呼吸症候群じゃないよね。それも加わると四重苦になっちゃう 」

 体を横向きで寝ながら寝言も言う。
 「ワゥゥ~ワァァ・・・」
 「なんかと しゃべってる?お腹空いたとか言っているのかな? 」
 今度は足を駆けてる風にバタつかせている。
 「どっか走ってる?」

 「ハウ ゥゥ・・アァ・・・ウゥ」
 「あっ うなされてる。エヘヘ やられっぱなしじゃないぞ。人間様を見くびるなよ」
 うなされているミトミの腹を起こさないようにそっと押してみる。
 「ヒィ・・ウゥ・・」

 日頃の恨みをこの時返す。私の思考がミトミと変わらない気がする。
 二人(1人と一匹)とも精神の成長はないのか?
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