富太郎の『ちょこプレ』

富太郎の『ちょこプレ』

記事
コラム
富太郎が、気の向くままに、「ちょこっとプレゼン」させていただきます。
誰かのお役に立てば、幸いです。

今回のお題『ゼロゼロ融資』

 9月16日の Y新聞 の社説に、「コロナ後の企業再生を着実に」との記事が
ありました。
 政府が新型コロナウイルス対策として中小企業向けに実施した、実質無利子
・無担保融資である「ゼロゼロ融資」の返済が本格化し、十分に業績が回復
していない企業が返済できずに、倒産が増える恐れがあり、金融機関は融資先
の実情に応じた丁寧な支援に努めるべきだ、との内容でした。
 「ゼロゼロ融資」により、企業の倒産件数は抑えられ、危機に見舞われた
企業を救った意義は大きかったと言われる反面、問題を先送りにしたという
側面も否定できない。「ゼロゼロ融資」は、給付金とは異なり、返済する必要
があり、今年に入り返済が本格化したことにより、企業倒産は増加に転じて
いる、とも書かれています。
 「ゼロゼロ融資」でも、『公庫』で取り扱ったものと、『民間金融機関』で
扱ったものとは、分けて考える必要がありそうです。
 記事にもありましたが、民間金融機関扱いで、返済できない場合は、各地の
信用保証協会が肩代わりする仕組みになっています。 
 金融機関は、約定通りの返済を受けられなくなれば、保証協会に代位弁済を
求めます(肩代わり)。 これで、民間金融機関の貸付はなくなりますが、
借主は借金がなくなるわけではなく、今度は保証協会から返済を求められ、
しかも「期限の利益(分割で返済する権利)」は認められません。
 記事にもあるように、焦げ付けば、協会に税金が投入され、最終的には
国民の負担となります。
 一方、公庫の融資には、保証協会はついていません。 あくまでも、
プロパー融資です。 ただ、返済が約定(契約)どおりに行われなければ、
「期限の利益」はなくなり、利率も通常利率から、遅延損害金として、かなり
高くなります。
 いずれにしても、そうなる前に早めに資金繰りを見極めて「今後の見通し」
をたて、公庫あるいは協会に相談に行かれることをお勧めします。
 ただ「今後の見通し」や「資金繰り」をたてるにあたっては、『新規融資』
は期待できない前提での作成が必要であるかと思われます。
 「協会代弁」や「条件変更(リスケ)」をしたケースでは、追加融資は難しい
のが一般的です。
 ちなみに富太郎は、「ゼロゼロ融資」の取り扱いが開始された当初、応援で
営業店の窓口で、相談業務に従事しました。トイレにも行けないくらい多くの
ご相談、お申込みがありました。「借金なのになぁ。」と思いながら・・・。

今回は、以上です。 過去のブログも、ぜひご覧ください。   富太郎




サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す