(この記事は2020年4月20日に投稿されたものですが、2021年12月19日に一部情報を更新しました)
こんにちは!
ライティング系と音楽系のサービスを出品しているemiglia(エミリア)です。
ココナラにはちょっと変わった言葉が存在しています。
それが「おひねり」です。
"おひねり"とは、舞台役者に投げる投げ銭のことで、紙に包んでひとひねりしたことが語源となっています。
チップのようなイメージで、正規の金額に上乗せして渡す「こころづけ」のようなものです。
値段以上の価値を見出したり、感謝の気持ちを表したいと思ったり、そんな時にちょっとしたお金を渡すことで、その気持ちを伝えることができます。
(パソコン)
(スマホブラウザ)
(スマホアプリ)
ココナラでは、こんな風に「おひねり(追加支払い)」と表示されることからも分かるように、追加でお金を支払う時に使う機能として使うことができます。
ココナラで「おひねり」を使うシーン
ココナラで「おひねり(追加支払い)」を使うシーンは次の2つです。
「おひねり(追加支払い)」という言葉のままですね。
もう少し詳しく見ていきましょう。
<1.追加費用を支払う時>
「おひねり(追加支払い)」を(追加支払い)として使うシーンです。
ココナラの支払いには4種類あります。
・基本費用
・見積もり
・オプション
・おひねり(追加支払い)
「見積もり」と「おひねり(追加支払い)」は1円単位での調整が可能です。
「おひねり(追加支払い)」は、既に購入したサービスで取引を進める中で、追加費用を支払う必要が出た際に使います。
該当するオプションがある場合は「オプション購入」で支払うこともできますが、該当するオプションが無かったり、金額が端数となりオプションに相当する金額のものが無かったりした場合には「おひねり(追加支払い)」を使うことになります。
この場合は「おひねり」としての意味は無く、純粋に必要なお金を支払うという目的で「おひねり(追加支払い)」が使われます。
<2.「お礼」のお金を追加したい時>
提供されたサービスが、値段以上の価値のあるものだと感じた場合や、色々と良くしてくれた出品者に感謝の気持ちを表したい場合には「おひねり(追加支払い)」の「おひねり」として、この機能を使って追加のお金を払うことができます。
チップ、こころづけ、というイメージの使い方です。
ココナラでは「おひねり」を払った方が良いのか
出品者に支払うべき費用の他に、「おひねり」を支払った方が良いのか。
答えは「どちらでも良い」です。
もっと言ってしまえば「払う必要はない」です。
実際、1,500件以上の販売実績がある私ですが、こちらが何も言わずに、純粋に「おひねり」として「おひねり」をくださった方は、1割に満たないです。
30件以上は頂戴している記憶があるので2%よりも多いのは確かですが、50件あるかどうか微妙なところです。
まして150件には至っていない確信があるので、私の場合は1割未満です。
これは、相談系と制作系で大きく異なると思いますし、出品サービスによっても様々だと思います。
私個人としては、おひねりを頂かなくても「それが普通」なので、なんとも思いません。
逆におひねりを頂いてしまうと恐縮してしまいます。勿論とても嬉しいので、恐縮しながらもめちゃくちゃ感謝して、うなぎ上りにテンションが上がり、俄然モチベーションがアップします(笑)
そして時にはオマケの作品を奮発することもあります(笑)
そもそも、出品者は「おひねり」をもらうことを前提として価格を決めて出品していません。「おひねり」が当たり前という文化はココナラ内には無いように思います。
だから、「おひねりって何だ!?これはいくらか払わなきゃならないのか…??」と思う必要はありません。
「おひねり」の活用方法(金額・タイミング・キャンセル)
「お礼」として「おひねり」を払いたいけれど、どうやって活用したら良いか分からない…という方のために、「おひねり」の活用方法をまとめました。
<1.金額>
「おひねり(追加支払い)」は100~99,999円の中から1円単位で金額を設定できます。
「おひねり」は100円から払えますので、ちょっとしたお礼の気持ちとしてならば、100円でも十分です。
このサービス内容ならば、このくらいは払いたい!!と思えば、1,000円でも2,000円でも、時には5,000円といった高額でも勿論大丈夫です。
いくらでも良いと言われてしまうと困る…という方は、次のどちらかを参考にしてみてください。
・ワンコイン500円
・依頼総額の1~2割程度
日本にはチップの感覚がありませんが、海外では一般的なチップ。
このチップの金額は、北米では15~20%、ヨーロッパでは5~10%程度が妥当とされています。これを参考にしたのが1~2割程度という金額になります。
500円という金額は、ココナラのサービスやオプションの最低金額であることから「心ばかり」の金額としておすすめの金額です。
ちなみに「おひねり」からも手数料+消費税が引かれ、出品者の手元には78%が入る仕組みになっています。1,000円のおひねりならば780円が出品者の元に届くというイメージです。
また、購入者側も手数料の一部(5.5%)を負担するため、1,000円のおひねりを払いたい時は1,055円払うことになります。
<2.タイミング>
「おひねり」は「お礼」として払われることが多いため、その支払いタイミングは「正式な納品」が送られてきて「承諾」する前がおすすめです。
出品者から「正式な納品」のメッセージが送られてきたら、購入者は「承諾」か「差し戻し」を選ぶのですが、ほとんどの場合は取引が完了してから「正式な納品」が送られてくるため、購入者は「承諾」を選択することになるケースの方が多いです。
追加支払いではない純粋な「おひねり」は、この「正式な納品」メッセージを確認してから「承諾」をする間に支払うのがスマートです。
トークルームが完了(クローズ)してしまうと、おひねりが払えなくなってしまうため、注意してください。
トークルームクローズのタイミングは、承諾のタイミングや評価のタイミングなどにより異なるため、ココナラの「クローズ条件について」で確認してください。
特に、評価を入力してしまうと、おひねりが払えなくなるため、おひねりを渡したい場合は必ず評価前に払うようにしましょう。
もちろん、「正式な納品」前におひねりを払うことも可能です。
「正式な納品」が送られる前に、納品されたものを確認した時点で「おひねり」を払うというのも良いタイミングです。
私は過去に「面倒な作業だと思うので、これでコーヒーでも飲みながらやってください」と作業前に200円のおひねりを頂いたことがありますが、とてもほっこりしてありがたいなぁと思い、ヤル気も出ました。
こんな使い方もあるのかぁ…と感心しました。出品者のヤル気を引き出したい購入者の方は、参考にしてみてはいかがでしょうか。
<3.キャンセル>
ココナラでは、後から追加されたオプションと「おひねり(追加支払い)」はキャンセル(一部払い戻し)ができます。
ただし、出品者により一部払い戻しの手続きができるわけではなく、必ずココナラの運営に連絡して処理してもらわなければなりません。
例えば「おひねりとして500円支払うつもりが誤入力で5,000円支払ってしまった」といった際には、ココナラの問い合わせから連絡して「おひねり」のみキャンセルしてもらうようお願いしてみてください。
おわりに
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
出品者目線で「おひねり」を払った方が良いのかどうか、その金額やタイミングについて色々と述べてみましたが、「おひねり」の結論としては「気を遣って払う必要は全くないけれど、払うと出品者がめちゃくちゃ喜ぶし俄然モチベーションが上がる」というところでしょうか。
出品者を応援したい!
価格以上の価値があるサービス内容だった!
色々親身になってくれて感謝しかない!
とにかく何かお礼がしたい!
そんな気持ちになったら、おひねりで出品者を喜ばせてあげてください。
ただ、何度もしつこいですが、おひねりは決して「払うべきもの」や「払った方が良いもの」ではありません。
あくまでもプラスアルファということで、使いたい方だけ活用してみてくださいね。
※あくまでも「おひねり」についてです。「追加支払い」は必要分だけ出品者にお支払いください。
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