とても強い不安に襲われる時期がありました。
いつ何をしていても不安で仕方ない。
この状態からどうにか抜け出したいと思っていました。
そんなとき、いつもならこう考えていました。
少しずつ良くなるために、毎日できることをコツコツやっていこう。
無理をせず、継続できる範囲で整えていこう。
これまでの自分にとっては、それが一番しっくりくるやり方でした。
ですが、ふっと気持ちが緩んだ一瞬に、ふとまったく違う感覚が出てきました。
継続とかいいから、今、徹底的にやりなさい。
それはこれまでの考え方とは真逆のものでした。
正直、戸惑いもありました。
本当にこれでいいのか?
無理をしたら逆に崩れてしまうのではないか?
そんな思いもよぎりました。
それでも、その声は表面的な思考ではなく、もっと奥の方から来ているような感覚がありました。
だからこそ、その感覚にしたがってみることにしました。
徹底的に自己ワークに集中する。
言い訳をせず、逃げずに向き合う。
短期間ですが、かなりストイックに取り組みました。
すると、不思議なことに、あれだけ続いていた不安が一気に抜けていったのです。
ここで感じたのは、やり方は一つではないということです。
そのときの自分に必要なアプローチは、いつも同じとは限りません。
普段は少しずつ進む方が合っていることもあります。
でも、あるタイミングでは、一気に踏み込むことが必要なこともあります。
ただ、そのような感覚が浮かんだとき、多くの場合はすぐに打ち消してしまいます。
そんなやり方は無理だ。
自分には合わない。
いつものやり方の方が安心だ。
そうやって、最初に出てきた直感をなかったことにしてしまいます。
ですが、それがもし本当に内側の深いところから出てきた感覚であれば、一度試してみる価値はあります。
必ずしも長く続ける必要はありません。
ただ、一度その流れに乗ってみる。
それだけでも、今までとは違う変化が起きることがあります。
大切なのは、自分の内側から出てくる声を無視しないことです。
それは思考ではなく、もっと深いところからのサインであることもあります。
いつもと違う答えが浮かんだとき。
それをすぐに否定するのではなく、少しだけ信じてみる。
その選択が、次のステージへ進むきっかけになることがあります。