出題範囲の広い教養試験をどう突破していくのか、
今回はそれについて書いていきます。
教養試験に高得点獲得は必要はありません。
何とかして「60%以上の得点」をかき集める、ということが大切です。
そのためには、
「選択」と「集中」
が重要になります。
最初に、得点が取れる科目を選びましょう。
配点や好きかどうか、伸びしろはまだあるか等も確認して下さいね。
現状で高得点が取れている科目があれば、
それについては伸びしろがあまりないので、要注意です。
過去の教養試験で出題されている分野を確認すると、偏りがあることが分かります。つまり、出題される分野はほぼ決まっているのです。
これは、過去問を研究すればわかることで、全てを勉強する必要はありません。
なので、全ての分野を勉強してはダメで、
捨てる科目と分野を選ぶことが、勉強を進めていく上で重要になります。
教養試験で6割を取るために、
出題分野を以下の4つに分類してみましょう。
( )内に私の例を示しながら説明します。
(1)高配点×得意(数的処理)
徹底的に伸ばす。
毎日短時間でいいので取り組んで数字のカンを養いましょう。
(2)高配点×不得意(現代文、英文、政治経済など)
いかに得点を伸ばすかがポイント。
不得意の意識を少しでも解消できるよう勉強に取り組みましょう。
(3)低配点×得意(物理、化学)
要領よく勉強して、もっと伸ばしていく。
ただ、伸びしろは少ないので、取りこぼしを防ぎましょう。
(4)低配点×不得意(古文、歴史、生物、地学など)
ほとんど勉強せずに諦める、点が取れればラッキーと考える。
いずれにせよ、過去問だけは、繰り返し練習しておきましょう。
ただし(2)(4)が多いと、合格が難しくなります。
いかに(1)(3)を増やしていくかが、合格のポイントになります。
教養試験で高配点が確定している「数的処理」や「政治経済」は
勉強せざるを得ません。逃れることはできません。
これらは公務に携わるようになれば、必要になる知識であるため、
出題のウエイトも大きいのです。
勉強のイメージはつかめたでしょうか。
まずは数年分の過去問を解いて、現状の実力を確認しましょう。
勉強の過程では選択と集中が大切ですが、
集中して勉強しなければならない科目(数的処理・政治経済)もあるので、
そこを意識して、得意科目を徐々に増やしていきましょう。
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本日は以上です。次回もお楽しみに。