公務員としての基本を身につける(その4)

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今日はこの3つに加えて、
執着から離れることの大切さを説明したいと思います。

「執着」という言葉は、よい意味で使うこともあります。

・勝利への執着心を持つ
・成功するまで諦めない(成功に執着する)

これ以外にも、家族や友人が不慮の事故で他界し、
その責任を追及するため、裁判に持ち込んで有罪になるまで諦めない。
執着心がなければ、このような事はできません。

当事者のお気持ちを察すると、
亡くなった方の弔いをするために一所懸命頑張ることは理解できるのですが、
そうすることが本当に故人の弔いになるのでしょうか。

本当に故人の遺志を受け継ぐことになるのでしょうか。
大きな疑問です。

事故を起こした罪は、起こした本人が償わねばなりません。
今生で償いきれない分は、死んだ後(後生)に引き継がれます。

あなたが無理に頑張らなくても、
犯した罪の償いはその本人が背負っていかねばなりません。
お釈迦さまが説かれた仏教(経典)には、このように説かれています。

すみません、申し遅れましたが、
私の母方の実家が浄土真宗のお寺であったので、私は仏教とご縁が深いです。
時々、経典のエピソードも交えながらお伝えします。

本題に戻りますが、
執着から離れることと、公務員が携わる公務とどう関係があるのか。

納税者との対応をはじめ、公務員になると様々な仕事に従事するため、
慣れない頃は失敗を繰り返すと思います。

失敗は自分を成長させてくれる肥やし(原料)

と常に思わなければ、公務員としての責務は果たせません。

あー、失敗してしまった
また怒らてしまった・・・

いいんです、それで。
それが当たり前です。

失敗したことをくよくよしない。
失敗したことをいつまでもひきずらない。
これ大事ですよ、本当に。

叱る側の上司(先輩)もあなたのことを嫌いではなく、
もっとよくなってもらいたい、そう念じて叱るのです。

そんな気持ちは、叱られた側はなかなか理解できませんが、
すべてはあなたのためになるのです。

本当ですよ。
多数の失敗を重ねることであなたは大きく成長しますし、
失敗の中から常識にとらわれない発想も生まれるはずです。

少子高齢化・人口減少社会を迎えて、
公務員としての有り方もこれまでと変えなければなりません。
執着するなら、プラスの方向に進むことにしましょう。

あなたの人生の成功に執着するなら、大歓迎です。
失敗したことをいつまでもクヨクヨすることだけはやめましょう。
この心から一刻も早く離れましょう。

そうは言っても、これは指摘して教えてもらわないと、
自分の力だけでは難しいですよね。

そんなあなたのために、公務員歴25年以上の私が「電話面談」して
あなたにアドバイスしたいと思います。

ご希望の方は、コメント欄に「電話相談希望」と記載をお願いします。

本日は以上です。
次回からは具体的な試験対策を記述していきますね。
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