🌿もふにゃん日誌 第9話🌿

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~ふしぎな雨の午後と、新しいお客さん~

もふ庵の屋根を、ぽつぽつと雨が叩く午後。紫陽花の花がしっとりと濡れて、窓の外は少し幻想的な雰囲気に包まれていた。

「……今日は静かにゃ」
もふにゃんが湯気の立つお茶を片手に、雨音に耳をすませていたそのとき──

カランコロン♪
もふ庵の風鈴が、やわらかく鳴った。

「おや……お客さんかにゃ?」

戸をそっと開けると、

「こんにちは……ここ、もふ庵っていうんですよね?」
と、少し緊張した声。

そこに立っていたのは、
傘をたたみながら首をすくめる、小柄な青年だった。
黒縁メガネに、雨に濡れたベージュのジャケット。
目元には、少しお疲れの色。

「いらっしゃいませにゃ。どうぞ、おあがりにゃさい♪」

青年の名前は、ヒバリさん。

彼の悩みは──
「これから先、転職したほうがいいのか。今の会社にとどまるべきなのか…」
という、大きな選択だった。

「毎日まじめに働いてるんですけど、ふと、『これって自分のやりたいことなんだっけ?』って思ってしまって……」

もふにゃんはうなずき、カードを丁寧に切る。

「ヒバリさんの心の声、聞いてみましょうにゃ」

その隣で、ゆず姫がふわりと近づき、
「……あんた、猫アレルギーじゃないでしょうね?そう?なら許すにゃ」と言いながら、さりげなくヒバリさんの膝にぴっとり。

「姫、急に距離感ゼロだにゃ……」と、もふにゃんがつぶやくと、

ぽんず王子は、そっとお茶のおかわりを用意しながら、
「姫〜、またその“気まぐれ接客”モードに入ってるにゃ……」と小声で苦笑。

ゆず姫はちらっと笑って、
「こういうときはぬくもりが効くのよ。猫的に。」

──さて、ヒバリさんの前に現れたカードとは……?

(次回につづく!)


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