あなたが、もし、生きにくさを感じたり、ビジネスや人間関係が、上手くいかないと感じることがあるのでしたら、最後までお付き合いください。
ひとつ質問です。あなたは、自分自身を丁寧に大切に、扱えていますか?
実は、これが何より重要です。
自分を丁寧に大切に扱うことを意識するだけで、ビジネスも、人間関係も変わってくると、私自身感じています。
それは、なぜか?どうすればいいのか?
と言うことについて、今日は、お話しをしていきます。
⒈自分を丁寧に扱えていないとはどう言うことか?
①自分の内側(心の状態)
過度な我慢や自己否定
誘われたからといって、断れずに参加してしまうランチ会や飲み会、予定があるにも関わらず、仕事を頼まれると残業をしてしまうなど、自分の感情よりも他者を優先させることが日常となった状態です。これを繰り返していくと、自分のしたいことや、心地の良いことが分からなくなります。
また、失敗をした時に、自分が悪かったのだと、必要以上に責任を一人で感じてしまうこと、何かの役員やリーダーに選ばれた時に、周りからは適任だと思われているにも関わらず、私なんて無理と引き受けられないことや、引き受けても過剰なプレッシャーを感じて、ストレスフルな状態にしてしまうなどのことです。
②自分の外側(行動)
自分が心地よいと感じない行動
私の例でお話ししますと、帰宅後、洋服をハンガーにかけることなく、ソファーに置いたままにすること、お風呂に入りたいと思いながらも、シャワーだけで済ませること。
また、リビングと廊下の間のドアを、バーンと閉めてしまったり、ソーサーを使わずカップだけでコーヒーを飲んだりと・・・このような日常の中の、ちょっとした、丁寧さに欠ける行動です。
どなたにも、自分をないがしろにしてしまうことの、ひとつや、二つは、思いあたることが、あるのではないでしょうか?
⒉自分を丁寧に扱わないと、周りからも大切にされない。
私の仕事は、人と話すことです。セッションの中でも自分のことが好きではない、と言われる方によく会います。
自分のことを丁寧に扱うことと、好きであることは、共通しているところがあります。それは、自分が自分を扱うように、周りは、あなたを扱うからです。
例えを出してお話をしますと、いつも、綺麗にお化粧をし、髪には艶があり、清潔感のある服装、バックの中は整理整頓されており、持ち物を丁寧に扱われているAさん
もう一人は、いつも、お化粧をせずに、髪の手入れもなく、ヨレヨレのTシャツや毛玉のついた服装をしていて、バックの中も乱雑な様子が見られるBさん
あなたは、Aさん、Bさんと、それぞれと食事に行くことになりました。
あなたは、Aさんと食事に行く時と、Bさんと食事に行く時とで、格好や心づかいで、何か違いはありませんか??
関わる周りの人からの小さな積み重ねにより、AさんとBさんとの扱われ方には、結果、大きな差が開いてくると思います。
⒊自分を丁寧に大切に扱うと、自分を好きになり愛せるようになる。
上記のことからも、自分が大切にされないのは、自分が自分にしてしまう行動からだということを少しご理解いただけましたか?すべてのスタートは、自分を愛することから始まります。ビジネスの成功も、良好な人間関係も…。
ここからは、自分を愛せる自分になるために、私が実践したことの中から、2つお伝えしたいと思います。
自分に向き合う時間をとること
かつての私は、毎日の仕事に追われ、その忙しさを、充実していると思いこんでいました。また、ショッピングや旅行に行くことを、自分の時間を満喫していると勘違いをしていました。ここで言う自分に向き合う時間というのは、自分のことを考えるための時間のことです。
例えば、3年後、どのような自分になっていたいのか。理想の自分とはどんな自分か。自分の心地よいことは何か。自分の性格は客観的に見るとどんなところがあるのか。など…。とことん自分のことを考えてみることをお勧めします。
心の違和感を大切にする
私は過去に、孤立したくないがために、周りに合わせて、やりたくないことを引き受けることがありました。そんな時、心がざわざわするのです。
なぜなら、自分の仕事が、後回しになってしまったり、家族との時間を後回しにしてしまったりと…積み重なると、心が疲弊していきます。
この事に気がついてから、私は、常に、原点回帰のできる問いを自分に問いかけるようにしました。これを読んでくださっているあなたも、心の違和感に気がついたら、一度じっくりと自分に、向き合ってみてくださいね。
⒋最後に
自分に向き合うことは、時としてとても辛く感じることもあると思います。ただ、自分と向き合った、先には、きっと新しい何かがあるように思います。
未来へのきっかけとなりますように
直美コーチ