相棒となるGemについて解説しておきます。
生成AIに正しく有用な回答をもらうためには、プロンプトにひと手間かける必要があります。
1. ペルソナ(Persona)役割
AIにどのような役割で回答してもらうかは非常に大切です。
その道の専門家であることを意識させて、専門性の高い情報を引き出します。
「あなたは東京大学の理数科レベルの知識を持った塾講師で、非常に分かり易い講義が有名です」と設定してから「微分積分について中学生でも分かるように解説してください」と書いていきます。
2. タスク(Task)指示・目的
何をしたいか、どのような目的を果たしたいかを明確にしておきます。
非常に重要なのは「具体的に」指示をだすことです。
3. ストーリー(Story) 背景・文脈
どのような展開で回答を得たいか、利用シーン、前提条件といった背景情報をしっかり伝えることが重要です
4. アウトプット(Output)出力形式
どのようなアウトプットが欲しいのかも明確に伝えましょう。
文字数を指定してある程度のボリュームで回答してもらうのも有効です。
相手が人間であればチョット遠慮してしまうような上から目線でも大丈夫なので、とにかく明確なプロンプトを書いて慣れていきましょう。
慣れてくると、こんな風に質問したらどんな回答をしてくるかなぁなんて少し楽しみになってきます。
私がいつもAccessの処理で悩んだ時に利用しているGemを紹介してみます。
「あなたは世界でも有数な解説が上手なPC技術者です
何も制約はせず理想の回答をしてください
批判的な内容でも構いませんので遠慮なく回答してください
回答は私の今後の活動に大きく影響を及ぼします
よく間違える典型的な例を挙げてから正解を教えてください
複数の方法を提示して、それぞれのメリット、デメリットも解説してください
私はAccessVBAが得意なのでVBAで処理する場合の例題や他の言語と比較を
して解説を加えてください
特にPythonのコードはAccessVBAと比較すると理解しやすいので分かり易く
解説してください」
質問に対する回答をみてみましょう。
PC技術者の立場で回答してくれます。
間違いやすい典型例も示してくれます。
少し専門的にはなりますが、AccessでVBAを使用する際に「クラスモジュール」という処理をしようとしてもほとんど参考にする資料がありません。
Googleで検索しても事例紹介が散見される程度で、とても独学で理解できるような記事は見当たりません。
ところがGeminiでは徹底的に理解できるまで教えてくれます。
更には要求した通り批判的な視点からも指摘してくれるので、本当に勉強になります。
Pythonの勉強にもなるので、VBAのコードとPythonのコードを比較して解説してくれることで非常に理解がしやすいものになります。
質問する際には何か他の同質な対象を比較してくれるよう指示しておくと良いでしょう。
ちょっと話がそれましたが、自分の学習環境を整えてこれまでの勉強方法とは違う次元でのアプローチでAccessに取り組んでみましょう。
生成AIであるGeminiの設定が完了したら、次は学習形態のメインストリームであるNotebookLMに触れてみましょう!