日々是相場 -夕刊- 2021年1月6日(水)
日経平均 27,055.94 円 ▼ 102.69 円
≪東証一部≫
売買高 11億7,958万株
売買代金 2兆2996億9700万円
値上り銘柄数 1,428 銘柄
値下り銘柄数 686 銘柄
騰落レシオ(25日) 98.60 %
為替 1ドル=102.73 円
☆ 市況概況 ☆
緊急事態宣言や円高を嫌気するも売り一巡から堅調
米国株が堅調となったのだが、為替が円高に振れたことや緊急事態宣言の発出の影響を懸念して売り先行となった。それでも大きく売られるということでもなく、TOPIXは堅調、二部株指数など小型銘柄も総じて堅調なものが多いなど利急ぐということはなかった。
昼の時間帯には27,000円を試すような先物売りがみられ、後場に入ると27,000円を割り込むかと思われるような場面もあった。それでも何とか27,000円を割り込まずに踏ん張りがみられると今度は買戻しを急ぐ動きもあって、日経平均も下げ渋りとなった。日経平均に影響の大きなファーストリテイリング(9983)が大きく売られたっきり戻らず、結局日経平均は上昇銘柄も多かったのだが、冴えない展開となった。TOPIXは堅調だった。
小型銘柄は総じて堅調だった。二部株指数は大幅高、東証マザーズ指数や日経ジャスダック平均は堅調だった。先物はまとまった売り買いも比較的少なく、指数を大きく動かす場面もあまり見られなかった。まとまった売りが散発的に指数を下押す場面もあったが、下げを加速するようなこともなかった。
新型コロナウイルスの感染拡大が続くということで買い切れないが、影響の大きな銘柄も少ないということで指数は小動きとなった。急激な景気回復は期待できないものの大きな落ち込みは回避できるのではないかという見方で下げ渋りとなっているのだろう。
☆ テクニカル分析 ☆
日経平均
日中の方向感に乏しく、基準線や25日移動平均線を意識して下げ渋りとなっている。この水準を割り込むと遅行スパンが日々線にサポートされる水準で下げ渋りとなるが、一気に雲や75日移動平均線を試すことになるのだろう。
☆ あれやこれやと一言 ☆
緊急事態宣言の割には下げ渋り、堅調といえるだろう。売り急ぐ動きが全体に広がるということでもなく、買い気には乏しいが売り急ぐこともないという状況だ。割高感が強い銘柄も多いのだが、米国市場にみられるような金余りでの株高が続いているということだろう。
一方向に動きやすい参加者が多いようなので、いったん下値を試すような売り急ぐ動きが出ると一気に下げるのだろうが、下げ渋りというコンセンサスが生きているようで、売り急ぐ動きが出ていない。ただ、心理的な節目に過ぎない27,000円が節目として意識されており、ここを割り込むと大きな下げとなる可能性もある。
昨年暮れの大幅高となった要因が現状も生きているのではないかと期待されているが、特に材料のないなかでの上昇であっただけに、買い気の乏しさが気になりだすと一斉に手仕舞い売りを急ぐこともありそうだ。
業績面で株価の上昇についていけてない銘柄も多いと思われるし、新型コロナウイルスの感染拡大が続くなかで業績不安などが見られ始めると一気に弱気に転じるということもありそうだ。ここで踏ん張れるかどうかで今年の相場も変わるかもしれない。