日経平均は上値も重いか!? 買われすぎ銘柄の買戻しは!? 日々是相場-朝刊-

日経平均は上値も重いか!? 買われすぎ銘柄の買戻しは!? 日々是相場-朝刊-

記事
マネー・副業
日々是相場 -朝刊-2020年12月9日(水)
NYダウ    30,173.88 △ 104.09
NASDAQ  12,582.77 △ 62.83
CME(シカゴ市場)日経平均先物終値 26,570 円 △ 80 円
NY為替      104.16 円 △ 0.10 円
日経平均  26,467.08 円 ▼ 80.36 円
本日の「朝一番!」動画

朝のライブ配信 -今日の相場見通し-  (8:35開始です、この時間以外でも見られます。)

昼のライブ配信 -お昼の相場見通し-  (12:20開始です、この時間以外でも見られます。)

夕方のライブ配信 -明日の相場見通し-  (原則として16:00開始です、この時間以外でも見られます。)

☆ 米国市場 ☆
ワクチン接種の開始を好感して買われるも上値は重い
 ここのところ発表される経済指標が予想を下回るものが多いことや新型コロナウイルスの感染拡大の経済への影響を懸念して売り先行となった。ただ、売り一巡後は英国でワクチン接種が始まり、米国でもすぐに始まることなどが好感されて買戻しを交えて切り返し堅調となった。ただ、追加の経済対策の遅れなどを嫌気する動きや買われすぎ銘柄の上値は重く、総じて上値の重い展開となった。
 ワクチン接種の開始を取り沙汰して買戻しは入るものの積極的に上値を買い上がるような動きは見られない。個別の材料で買われるものや買戻しで株価が押しあげられるものも多いのだが、相場全体としては買われすぎの修正、そして新型コロナウイルスの感染拡大の影響が懸念されて手仕舞い売りに押される展開が続くのだろう。そろそろいったん調整となりそうだ。
 個別にはダウやスリーエムなどの景気敏感株が堅調、ジョンソン・エンド・ジョンソンなどディフェンシブ銘柄も高いものが多くなった。前日に大きく売られたインテルも堅調だった。一方、増資を発表したテスラが売られ、ネットフリックスやフェイスブックなども軟調だった。
☆ 本日の相場 ☆
 昨日の日本市場は引き続き新型コロナウイルスの感染拡大が続くことで経済への影響が懸念され手仕舞い売りに押される展開となった。ただ、買われすぎ銘柄の修正安が一服となったこともあり、買戻しなどが入り下げ渋り、TOPIXは一時前日比プラスとなるなど値持ちのいい銘柄も多く見られた。
 米国株は堅調となったことから本日の日本市場は買い先行となりそうだ。ただ、新型コロナウイルスの感染拡大がいっこうに止まらないなかで、ワクチン接種も欧米に遅れをとっており、年末年始の経済への影響を勘案すると買い急ぐ動きは限られそうだ。昨日に既に買戻しなどが見られた銘柄も多く、ここからさらに空売りが積み上がることがないと戻りの鈍さを嫌気しての手仕舞い売りも多くなりそうだ。
 26,500円をあっさりと抜けても上値は重くなりそうだ。積極的に買い上がるような新たな材料がないと戻り売りに押される展開となるのだろう。当面は26,500円台になると買えないという状況だろうし、いったん26,000円を割り込むような場面も出て来ると思う。
☆ 本日の注目点 ☆
10月の機械受注統計(内閣府、8:50)
11月のマネーストック(日銀、8:50)
6カ月物国庫短期証券の入札(財務省、10:20)
10月の特定サービス産業動態統計速報(経産省、13:30)
11月の工作機械受注額(速報値、日本工作機械工業会)
11月の中国消費者物価指数(CPI、10:30)
11月の中国卸売物価指数(PPI、10:30)
インドネシア統一地方選の投開票
インドネシアが休場
10月の米卸売在庫(10日0:00)
米エネルギー省の石油在庫統計(週間、10日0:30)
ブラジル中銀が政策金利を発表
☆ 銘柄ニュース ☆
さらに下値を試す動きに
キヤノン(7751) 1,984 △ 21
 傘下の企業が新型コロナウイルスの感染を最短4分で診断する抗原検査キットを国内で発売すると発表した。横浜市立大学と組み、自社の好感度検査装置を使って短い時間で判定できるキットを開発した。
ダイセル(4202) 702 ▼ 13
 金沢大学にバイオマス素材を研究する産学連携拠点を設けると発表した。農林水産業の産品や廃棄物を元に天然由来のプラスチックなどを開発し、脱石油や脱炭素への貢献を目指す。
アンジェス(4563) 1,331 △ 44
 投与対象を増やした臨床試験(治験)でワクチン接種を開始したと発表した。安全性や有効性などのほか、最適な投与感覚などを検証する。
☆ 本日の銘柄 ☆
本日の投資戦略
米国市場は堅調となったが、さすがに上値も重くなってきている。新型コロナウイルスの感染拡大いっこうに止まらないことが実体経済に影響を与えることは否めず、買われすぎ銘柄を中心に修正安は続くと思う。
英国でのワクチン接種の開始などが取り沙汰されているが、新型コロナウイルスの感染拡大がすぐに止まるということでもなく、効果や副作用も懸念されることからまだまだ本格的な経済の回復は遠いと思う。コロナ後を織り込んだ株価も行き過ぎというものが多く、さらに修正は見られると思う。
米国でもディフェンシブ銘柄などが買い直されており、日本市場もさすがに明治HD(2269)や日清食品(2897)などの買い直しは見られそうだ。年末ということで利益確定や損出しの動きも見られるのだろうから、売られすぎ銘柄がさらに売られるところは反発も期待される。JT(2914)などの12月決算の高配当利回り銘柄も注目だ。
JT(2914)は値持ちの良い展開が続いているなかで25日移動平均線との乖離が縮小してきた。25日移動平均線のサポートを確認できれば再度上昇となるのだろう。

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