日々是相場 -朝刊-2020年11月9日(月)
NYダウ 28,323.40 ▼ 66.78
NASDAQ 11,895.23 △ 4.30
CME(シカゴ市場)日経平均先物終値 24,330 円 ▼ 10 円
NY為替 103.34 円 ▼ 0.15 円
日経平均 24,325.23 円 △ 219.95 円
本日の「朝一番!」動画
朝のライブ配信 -今日の相場見通し- (8:35開始です、この時間以外でも見られます。)
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☆ 米国市場 ☆
大統領選挙は関係ない!?週末の手仕舞い売りに押されるも投資判断の引き上げなどで堅調なものも
大統領選挙の結果が決まらず、混乱を嫌気する動きは見られるものの朝方発表された雇用統計が予想を上回ったことや投資判断の引き上げなどもあって堅調なものも見られた。目先的な過熱感もあって週末の手仕舞い売りに押されるものも多かったが、売り急ぐような場面も限られ、ナスダック指数は小幅高となった。
新型コロナウイルスの影響が懸念されるなかで引き続き値持ちのいい展開と言える。ただ、ここからはさらに積極的に買い上がる材料もないことから調整感も出てくるのではないかと思う。買戻し一巡となったものから手仕舞い売りに押されており、買われすぎ銘柄を中心に冴えないものも出てくるだろう。
個別には投資判断の引き上げられたアドバンスト・マイクロ・デバイスが高く、エヌビディアなど半導体関連銘柄の一角が堅調だった。ジョンソン・エンド・ジョンソンなどディフェンシブ銘柄にも高いものがみられた。一方、アップルやアマゾン・ドット・コムなどハイテク銘柄は軟調となるものが多く、ダウやユナイテッドヘルスなどが売られた。
☆ 本日の相場 ☆
先週末の日本市場は円高となったこともあって売り先行となったが、寄り付きの売りが一巡となると米国株が大幅高となったことなどもあって買戻しを急ぐ動きになり、大幅高となった。さすがに週末の手仕舞い売りもあって、最後は若干上げ幅を縮小したものの堅調な地合いが続いた。
週末の米国市場も値持ちが良かったが、新型コロナウイルスの感染拡大が止まらないことなどが嫌気されるのではないかと思う。目先的な過熱感もあり、決算発表もピークを過ぎたということでもあり、買戻し一巡感が強まれば手仕舞い売りを急ぐ動きも出てきそうだ。
これまで24,000円を超える水準では上値も重く、急落となるケースが多かったが、ここからも空売りが積み上がるかどうかということになりそうだ。週末も空売りが増えているものも多く、24,000円台での動きとなりそうだ。目先的な買戻し一巡後はいったん23,000円程度まで下落するということもあるだろう。
☆ 本日の注目点 ☆
9月と7~9月期の家計調査(総務省、8:30)
9月の毎月勤労統計速報値(厚労省、8:30)
対外・対内証券売買契約(週間、財務省、8:50)
3カ月物国庫短期証券の入札(財務省、10:20)
10年物価連動国債の入札(財務省、10:30)
10月の輸入車販売(輸入組合、10:30)
10月の車名別新車販売(自販連と全軽自協、11:00)
4~9月期決算=日清食HD、東レ、旭化成、日本製鉄、住友電、ミネベア、シャープ、三井E&S、いすゞ、トヨタ、ホンダ、バンナムHD、住友商、阪急阪神、NTT、スクエニHD
1~9月期決算=国際石開帝石、サッポロHD、キリンHD、ユニチャーム
豪中銀の四半期金融政策報告書(9:30)
10月の米雇用統計(22:30)
9月の米卸売在庫売上高(7日0:00)
9月の米消費者信用残高(7日5:00)
7~9月期決算=バーチュファイナンシャル
☆ 銘柄ニュース ☆
冴えない展開に
NTT(9432) 2,295 △ 7
核融合に関する研究などを手掛ける量子科学技術研究開発機構と連携協定を締結したと発表した。太陽と同じ反応を地上で再現し、エネルギーを取り出す核融合について共同研究を進める。
コニカミノルタ(4902) 279 △ 9
企業向けに人工知能(AI)を使って人物行動の解析や異常検知ができる画像処理サービスの販売を始めたと発表した。製造業や小売業など幅広い業種で業務省人化などの需要を取り込む。
よみラント(9671) 4,800 ▼ 110
読売新聞グループ本社がTOB(株式公開買い付け)を実施すると発表した。1株6050円で買い付け、完全子会社化を目指す。
昭文社HD(9475) 455 ▼ 35
地図とデータを活用し、観光地における旅行者の行動を予測、分析するサービスを始めたと新聞で報じられた。電子版の観光ガイドブックマーク機能のデータを元に人気スポットの傾向を割り出す。
東 レ(3402) 501 △ 9
自動車内装向け人工皮革が堅調と新聞で報じられた。シート地に加え、天井材やドアパネルなどで需要が拡大し、今期も前年並みの販売量を維持する。
イーレックス(9517) 1,214 ▼ 2
原子力発電所0.5基分に相当の発電をまかなえる大規模な植物燃料の生産に乗り出すと新聞で報じられた。ベトナムなどで発電向けに品種改良された植物を栽培、固形燃料に加工する。
☆ 本日の銘柄 ☆
本日の投資戦略
ようやく米国の新大統領が決定したが、特に問題視されるということでもないだろう。すでにバイデン大統領は織り込み済みということであり、あとは金融政策が重要視されることになりそうだ。新型コロナウイルスの影響が懸念されるなかで債券から株式へのシフトが行われるかどうかということだが、4年前のような大規模なシフトはないと思われ、株価の上昇も一巡となりそうだ。
本日も買い先行となりそうだが、買われすぎ銘柄の買戻しが一巡となるか、さらに空売りが積み上がるかどうかにかかってくる。積極的に買い上がるには買われ過ぎ感が強く、売られすぎ銘柄がどこまで切り返してくるかということになるのだろう。
先週は買われすぎ銘柄の買いがさらに続いた形だが、さすがに日経平均が24,000円に乗せたところからは売られすぎ銘柄の買い直しなども見られそうだ。引き続き、三菱商事(8058)など商社株や三菱UFJ(8306)などの銀行株が注目される。千葉銀(8331)なども目先の底入れとなった感もあり、戻りが期待されるところだ。
千葉銀(8331)は雲の中に入り、75日移動平均線を抜けてきた。ここから25日移動平均線を」超えてくれば、底入れとなり、戻りを試すことになるのだろう。