堅調ながらも上値は重いか!? 日々是相場-朝刊-

堅調ながらも上値は重いか!? 日々是相場-朝刊-

記事
マネー・副業
日々是相場 -朝刊-2020年11月5日(木)
NYダウ    27,847.66 △ 367.63
NASDAQ  11,590.78 △ 430.21
CME(シカゴ市場)日経平均先物終値 23,885 円 △ 145 円
NY為替      104.49 円 △ 0.03 円
日経平均  23,695.23 円 △ 399.75 円
本日の「朝一番!」動画

朝のライブ配信 -今日の相場見通し-  (8:35開始です、この時間以外でも見られます。)

昼のライブ配信 -お昼の相場見通し-  (12:20開始です、この時間以外でも見られます。)

夕方のライブ配信 -明日の相場見通し-  (原則として16:00開始です、この時間以外でも見られます。)

☆ 米国市場 ☆
大統領選挙前の巻き戻しで大幅高
 米大統領選挙は結果判明が遅れているが、上院で共和党が過半数を維持する見込みとされたことなどもあって、規制強化など民主党が掲げるリスクが後退、ヘルスケア株やハイテク株が買い戻されダウ平均もナスダック指数も大幅高となった。ただ、大統領の決定が遅れていることを嫌気する動きもあり、景気敏感株は売られている。
 大統領が決まらない異例の事態となっているが、大統領選挙前のハイテク銘柄など買われすぎた銘柄が売られ、売られすぎた景気敏感株が買われた巻き戻しが起きたようだ。この流れが長続きするのかどうかはここから混乱なく大統領が決まるのかどうかにかかってくるのだろう。経済指標の悪化などがみられると再度売られることもあるのだろう。
 個別には規制強化懸念が薄れたことでセールスフォース・ドットコムやマイクロソフト、アルファベット、アマゾン・ドット・コムなどハイテク銘柄が軒並み大幅高となった。ユナイテッドヘルスが大きく上昇し、ダウ平均を221ドル押しあげた。一方、ダウやキャタピラー、スリーエムが大幅下落となりダウ平均の上値を押さえた。
☆ 本日の相場 ☆
 昨日の日本市場は米大統領選挙の結果を待たずに米国株高を受けて買いが先行、大幅高となった。大統領が決定しないということが特に嫌気されるということでもなく、最後は手仕舞い売りに上げ幅縮小となったものの大幅高を維持した。
 米国株が大幅高となったことで本日の日本市場は堅調な展開が期待される。夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が一時24,000円の大台に乗せるなど大きく上昇しており、ハイテク銘柄を中心に買い先行となりそうだ。米国の大統領選挙での混乱も懸念されるが、今のところ特に混乱も見られず、波乱含みではあるものの堅調な展開が期待される。
 24,000円を目指す動きになりそうだが、さすがに24,000円を意識すると上値も重くなるのではないかと思う。まだ新型コロナウイルスの影響が懸念され、「新生活様式」での景気回復が見えない中では上値も限られるだろう。米大統領選挙に関してはまだ波乱もありそうだ。
☆ 本日の注目点 ☆
11月の日銀当座預金増減要因見込み(日銀、8:50)
4~9月期決算=キッコマン、王子HD、日本紙、エーザイ、テルモ、フジHD、板硝子、神戸鋼、古河電、ダイキン、スズキ、ニコン、任天堂、三菱商、三井不、日本郵船、川崎汽、ヤマダHD
1~9月期決算=アサヒ、SUMCO、昭電工、ライオン、クボタ
10月の米サプライマネジメント協会(ISM)非製造業景況感指数(0:00)
米エネルギー省の石油在庫統計(週間、0:30)
9月の豪貿易収支(9:30)
7~9月期のインドネシア国内総生産(GDP)
9月のユーロ圏小売売上高(19:00)
英中銀が金融政策委員会の結果と議事録を発表(21:00)
英中銀の四半期インフレ報告書(21:00)
米新規失業保険申請件数(週間、22:30)
7~9月期の米労働生産性指数(速報値、22:30)
米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表(6日4:00)
パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の記者会見(6日4:30)
7~9月期決算=アリババ集団、ゼネラルモーターズ(GM)、ウーバーテクノロジーズ、TモバイルUS、クラウドフレア、スクエア
☆ 銘柄ニュース ☆
堅調な展開か
スズキ(7269) 4,666 △ 16
 海洋汚染をもたらす微小なプラスチックを船の船外機で回収する装置を開発したと新聞で報じられた。同装置の開発は世界初。
野村不HD(3231) 1,904 △ 44
 ベトナムで現地デベロッパーが進める大規模都市開発事業に参画すると新聞で報じられた。ベトナム最大規模の開発案件で、分譲マンションを建設する。
JDI(6740) 51±0
 空中に指をかざすと画面に振れなくても操作できるディスプレー向けのセンサーを開発したと発表した。通常のディスプレーに貼り付けて、非接触操作の機能を追加できる。
三菱電(6503) 1,359 △ 4
 高齢者施設向けのサービスを手掛けるベンチャー企業に出資したと発表した。今回の出資を機に健康とIT(情報技術)を組み合わせた「ヘルステック」事業に参入する。
花 王(4452) 7,613 △ 86
 シミを隠せる化粧下地を2021年に発売すると発表した。ムラになりやすいファンデーションが均一に塗れるという。
日触媒(4114) 5,190 ▼ 30 、 ユニチャーム(8113) 5,070 △ 90
 日本触媒と非上場企業2社は紙おむつに使う高吸水性樹脂(SAP)を再生し、再び紙おむつに使う技術を開発したと新聞で報じられた。パルプではユニ・チャームが再生事業を始める。
☆ 本日の銘柄 ☆
本日の投資戦略
米国の大統領が決まらないという事態になっているが、今のところ混乱は見られず、それよりも議会で民主党主導とならないことの安心感、どうやらバイデン氏で決まりそうだとの思惑などから買い急ぐ動きとなっている。ただ、経済対策への期待がはげ、金融政策での景気回復期待ということであれば、米国の二極化が進むことになり、買える銘柄も絞られることになりそうだ。
4年前にみられたような債券から株式へのシフトは見られず、少し前の買われすぎ銘柄のハイテク銘柄などへの回帰がみられる。そうなると上値も限られるということになり、再度買われすぎ水準まで戻したものから上値は重くなるのだろう。
株価指数をみると「良い方に混乱」しているように見えるが米国でも再び「二極化」がみられており、日本市場でも再度売られすぎ銘柄が売られることになりそうだ。ただ、買われすぎ銘柄も上値は重くなりそうで、売られすぎ銘柄の底入れ水準を探ることが正解ではないかと思う。昨日の相場でもその傾向は出ており、引き続き日水(1332)などが注目される。
日水(1332)は底値圏での下値模索が続いている。25日移動平均線の下落はまだ続くのでもうしばらくは下値模索となるのだろう。

サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す