「問題の解決」と聞くと、一般的にはまず外の環境を変えることを考える。
でも実際には、すべての現実は、まず心が意味を与えることで、
私の体験として立ち上がってくる。
であれば、出来事そのものが現実なのではなく、
それをどう意味づけたかが、私にとっての現実になる。
言い換えれば――
心の内側の変容が、解決になってきます。
現実が何も変わらなくとも、視点が変われば世界は変わる。
そして、心が変わったとき、外の世界もまた、あとから変わりはじめる。
この順序は、決して逆にはできない。
視点を変える力は、つねに内側からしか起こらないからです。
同じことでも、心持ちで意味は変わってしまう。
「短気だ」と言われる性質は、「決断が早い」とも言える。
「優柔不断」は、「慎重さ」という美徳の別名かもしれない。
すべては――どこから見るか。
そして――どう意味づけるか、です。
この世界は、陰と陽が交錯する場。
あらゆるものに、正反対の意味が同時に存在している。
光は闇によって浮かび、闇は光によってその姿を現す。
片方だけでは、ありえない。
選ぶ自由、見る自由
私たちは常に、意味を選び、視点を選びながら生きている。
好きな方向から、好きなように世界を見ているだけ。
人間関係においても、それは同じ。
目の前の誰かが「厄介な存在」に見えるとき、
私たちはその人を、一方向からしか見ていないのかもしれない。
ならば、別の見方をしてみよう。
その言動の奥に、別の意味を見出し、
一歩踏み込んで、角度を変え、光を当ててみよう。
すると驚くほど、関係が変わっていく。
そして、気づくのだ。
希望は、ずっとそこにあった。
あなたが、視点を変えることさえできたのならば。