教えたことをその通りにトレーニーが実行できた時にはことらまで嬉しくなります。その気持ちは自然なものですが、一回や二回出来たくらいで実力が付いたとは言えません。それは運が良かったか偶然か、トレーナーや他の誰かの手助けのお陰だと考えるべきです。
何度やっても同じようにできる。あるいはより良い品質でできる。このような再現性のある状態でなければ仕事とは言えません。
自分の仕事が安定的に再現できるまで②③の段階で繰り返えさせましょう。
そしてそれが習慣化し、頭で考えなくても自然にできるようになると無意識有能の段階になり、最小限のエネルギーで最高の結果を出すことができるようになります。こうなって初めてそのスキルが定着したと感がることができます。
トレーナーの失敗するポイントとして、一度できたことを次に失敗すると「前できたことが何でできないんだ!」と叱責してしまうことです。1回でできる程度の仕事なら教えなくてもできるようになります。そうではないことを定着させるのがトレーナーの仕事です。
なお、習慣化には2か月から6か月かかると言われます。重要なことほど習慣化には時間がかかります。簡単にできるものではありません。「最初の6ヶ月で人生の習慣を決める。」「6か月もかからずに身に付いたものは大して価値の無いもの」というくらいの気持ちで指導に臨みましょう。