[聴くチカラ編] 14.聴くための環境 前編 安心感のある環境 

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ハーバード大学のエイミー・エドモンドソンは、ミスが多く報告されているチームとミスが報告されないチームを比較研究した結果、ミスが繰り返されているチームには「心理的な安全性」がないことを発見しました。ミスを報告した時に罰せられたり恥ずかしい思いをするという不安がある組織では、ミスが隠されてしまう傾向が見られたのです。その結果、小さなミスが見逃され、ミスから学ぶことがなく、改善もなく、同じミスが繰り返されることになります。
グーグルの分析チームが見つけた法則も心理的安全性が鍵でした。成功するチームには他者への心遣い、配慮、共感があり、「リーダーに叱られる」「仲間から無視される」という不安がありません。また経営学者の金井壽宏氏は、話を聴く環境が整っている環境下では人の脳が活性化され、そこに加わった喜びと自信が人の創造性を発揮させると言います。
「悪い事ほど早く知らせよ」とはよく言いますが、発言に対するペナルティーへの警戒心が拭えない状態では、人はリスクのある発言を回避しようとします。誰かの話を聴く時には、これまでに勉強した聴く技術だけでなく、安心できる環境を整えることを強く意識しましょう。

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