「上の人がやらないなら私もやりません。」その2
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有言実行も率先垂範もしてくれない上位者に対し、「あんな人達に言われたくない。」と蔑む気持ちが芽生えるのはあたりまえです。しかし「上の人がやらないから自分もやらない。」と決めることは、その蔑んでいる対象の人達と同じことをやっているだけ、あるいはそれ以下のことしかやっていないという現実に気が付くべきです。厳しい言い方をすれば、上の人達の態度を言い訳にして自分が変わる努力をすることから逃げているだけとも言えます。
そうやって愚痴ばかり言っているうちに何も成長できずに何年も過ごしてきた残念過ぎる人を私は何人も見てきました。しかもそれが習慣になってしまうとそこから抜け出すことがどんどん難しくなります。
私達は自分達の言っていることとやっていることが一致していないと、とても強い違和感を覚えます(認知的不協和)。そして言動を一致させたいと考えます。上位者の文句を言っている人は、文句の対象である上位者に反する行動をとらないと落ち着かなくなります。そういうことを繰り返していくうちに、何もやらずに文句だけを言って、その文句に合わせた行動パターンに自分を当てはめていきます。そのようにして組織の足を引っ張る人物になり、自己の成長とは真反対の方向に進んでしまいます。この場合、最も損をしているのが誰かは明らかです。
知らず知らずに蔑みの対象としている人未満のレベルで生きていないか。自分では見落としてしまいがちですから、第三者の客観的なアドバイスが欠かせないものだと思います。
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