夫は信じてる。でも、その女は何?

夫は信じてる。でも、その女は何?

記事
占い
― 浮気じゃない。
それでも妻が感じた小さな違和感 ―

今回は、既婚女性からいただいたご相談をもとに、
少し形を変えてご紹介いたします。

***

ご相談者様は、
ご自宅でお仕事をされながら、
お子様を育てていらっしゃいます。

ご主人様は外でお仕事をされており、
経理関係の仕事で多くの部下を持つ立場。

家庭は安定している。
夫婦仲が悪いわけでもない。
ご主人様に怪しい行動があるわけでもない。

むしろご相談者様は、
「主人は浮気をするような人ではありません」
とはっきりおっしゃっていました。

それでも、
どうしても一人だけ気になる女性がいるのです。

気になるのは、
主人になついている女性部下
その女性は、ご主人様の職場の部下。

とてもご主人様になついているようで、
休日にも仕事のことで連絡が入ることがあるそうです。

ただ、
ご主人様には隠している様子がありません。

車の中で電話がかかってくれば、
奥様が隣にいても普通にスピーカーで話すこともある。

ここだけを見ると、
確かに「やましいことはない」のでしょう。

ところが、
ご相談者様が引っかかったのは、
その女性のご主人様への呼び方でした。

ご主人様は職場では上司にあたる人。

それなのに、
その女性はご主人様を
「あだ名」で呼ぶことがあるのだそうです。

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しかも、
そのあだ名は昔から親しい同級生など、
ごく近い人しか呼ばないもの。

女性でそう呼ぶのは、
これまで奥様くらいだったそうです。

だからこそ、
「え?なんであなたが、その呼び方をするの?」
と。
浮気を疑っているというよりも、

そこまで近い距離に入ることを、
なぜ主人も普通に受け入れているの?
そこにモヤモヤしてしまうのです。

実は、
昔から似たようなことがあった。

お話を聞いていくと、
ご主人様には昔から少し似たところがありました。

若い頃、
ご相談者様とお付き合いをしていた時代にも、
女性従業員との距離感を巡って
何度か喧嘩になったことがあったそうです。

ご主人様はとても優しい方。
誰かから頼られると、
「困っているなら力になってあげたい」
と思ってしまう。

そこに下心があるわけではない。
男女で態度を大きく変える人でもない。

だから、ご主人様自身からすると、
「普通に接しているだけ」
なのだと思います。

でも。
ここは少し厳しくお伝えしました。

悪気がないことと、
適切な距離感を取れていることは別です。

既婚者であり、
上司という立場でもある以上、
相手との距離が近くなりすぎれば、
奥様が違和感を持つことは決して不自然ではありません。

「先生、私の心が狭いのでしょうか?」
ご相談者様は最後にこうおっしゃいました。

「主人を信じています。でもモヤモヤします」
「これは私の思い過ごしでしょうか?」
「私の心が狭いのでしょうか?」

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「先生、少し厳しく喝を入れてください」
なので、私はこうお伝えしました。

心は狭くありません。
嫌なものは嫌。

妻として
「そこは少し近すぎない?」と思うことまで、
無理に物分かりの良い妻になって飲み込む必要はありません。

ただし――
ここからが大切です。

今起きてもいない浮気まで、
頭の中で完成させないこと。

ご主人様が隠れて連絡を取っているわけでもない。
携帯を隠すわけでもない。
休日の電話すら奥様の前で普通に取っている。

現時点では、
「裏切り」を示すものよりも、
「本人が距離感に無頓着」という部分のほうが強く出ています。

だから、

「あの女、主人のこと好きなんじゃない?」
「主人もまんざらじゃないのでは?」
「そのうち何かあるかもしれない」

と、

まだ起きていない未来まで
想像して自分を苦しめ始めたら、
そこで一度止まってください。

それは「女の勘」ではなく、
不安が作り始めた物語になってしまうことがあります。

でも、違和感を無視する必要もありません。

「嫉妬しない女性になりなさい」
とは言いません。
好きなら嫉妬することもあります。

大切な人だからこそ、
自分だけが入っていた場所に
他の女性が近づいてきたように感じれば、
面白くないのは当然です。

今回でいえば「あだ名」
他人から見れば、
たかが呼び方かもしれません。

でも奥様にとっては、

二人の間にあった特別な領域に、
知らない女性が少し入ってきたように感じた。
だから嫌だったのだと思います。

それなら、
「浮気してるんでしょう!」
ではなく、

「私はその呼ばれ方を聞くと、
ちょっと嫌な気持ちになる」
と伝えればいいのです。

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相手を裁くのではなく、
自分の気持ちを伝える。

この二つは全く違います。

今回、私が一番お伝えしたかったこと
ご主人様を信じることと、
何でも我慢することは違います。

そして、
違和感を感じることと、
相手を疑い続けることも違います。

夫婦だからこそ、
「私はここまでは平気。
でも、ここからは嫌」
という境界線を伝えていいのです。

むしろ長く夫婦を続けていくほど、
その小さなすり合わせは必要になります。

ただし、
ご主人様が今まで積み重ねてきた誠実さまで、
一人の女性部下の存在によって全部疑わないこと。

ここは今回、
ご相談者様にも少し喝を入れさせていただきました。

あなたが見るべきなのは、
その女性ではなく、ご主人様です。

その女性がどう思っているのか。
なぜあだ名で呼ぶのか。
主人を狙っているのか。

そこばかり追いかけ始めると、
心はどんどん疲れてしまいます。

見るべきなのは、
ご主人様があなたにどう向き合っているのか。
家庭をどう大切にしているのか。

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そして、
あなたが嫌だと伝えた時に、
その気持ちをどう受け止めてくれるのか。

そこです。

***

ーJILLからのひとことー

女の勘は、
不思議なくらい鋭いことがあります。

でもね。

「何か嫌だ」という感覚と、
「だから何かあるに違いない」は同じではありません。

違和感は、
自分の心を守るためのサインとして受け取ればいい。

けれど、
そのサインから勝手に物語を作って、
自分で自分を傷つけないことです。

そして、
嫌なことまで笑って許せる女性が
「いい妻」なのでもありません。

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信じるところは信じる。
嫌なことは穏やかに伝える。
そして一度伝えたら、相手の行動を見る。

愛する人との関係では、
このバランスがとても大切です。

嫉妬した自分を責めなくていい。

でも、
嫉妬に自分の心を乗っ取らせてもいけない。


あなたは妻なのですから、
他の女性と競争する必要はありません。

自分の場所に、
もっと堂々といてくださいね。

ーJILLー
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