今年の夏も暑いですね。このブログを書いているのは、8月の末ですが、涼しくなる気配を全く感じることができません。秋分になる頃には、この暑さもやわらぐことを期待したいものですね。
今回は、秋分のホロスコープから、その後の3ヶ月を読み解いていきます。
今年の秋分図で目を引くのが、太陽・天王星・冥王星で大きな三角形を作り、さらに太陽の真反対の位置には海王星が位置しているところです。これは主体的意識を表す太陽が、勢いを得て前進する配置です。
太陽は、2ハウスが始まるラインに乗る位置にあります。そこに太陽が位置するということは、どのように収入を得て豊かになっていくのか、生活の安定、あるいはどんなことに価値を置くのか、に意識が向かうことになります。
その太陽に、冥王星と天王星が協調して力を注ぎます。
冥王星は、水瓶座にあります。水瓶座の冥王星はこれまで当たり前だったことを、根本から変えるような力を持ちます。水瓶座はより良い集団・社会のために動く力をそなえていますから、個人と言うより社会を変化させるエネルギーとなるでしょう。
一方、天王星は双子座にあり、牡牛座終盤のMC(社会での立場、目標)と重なります。天王星は改革の星ですが、双子座の情報や知識を通じて、これまでの安定や所有(牡牛座)の考え方を新しい角度から見直すことになり、社会での立ち位置や目指していくものについて変化が促されるでしょう。
このように、太陽を含むこの三角形は、自分の価値観を見直し、時代の変化に合わせてどのような社会を目指し、その中でどう豊かで安定した生活を築くのかについて、スムーズに展開できるようなエネルギーがあります。
そして、太陽の180度向かい側にある牡羊座の海王星が、この三角形のエネルギーを力強く前に押し出します。
8ハウスの始まりのラインに乗る牡羊座の海王星は、魚座の土星とほぼ重なり合います。7ハウスから8ハウスは、他者と関係を結びその関係を深めて、感情的な結びつきやお金や資産を共有していくような場所になります。ですので、この牡羊座の海王星は、新たな(牡羊座)理想(海王星)をもって、他者とつながっていこうとします。一方で、魚座の土星は、これまでの曖昧な依存関係や契約、その関係の中で生じる不透明でルーズなお金や資産の管理・運用(7・8ハウス魚座)の清算(土星)させる力になっていると考えられます。つまり、この海王星と土星の重なりは、これまでのなあなあになっていた協力関係やその契約内容を改め、「自分はどうあるべきか」を問いながら、他者との協力関係を新たな理想に基づき築くよう太陽に迫るのです。
この太陽−海王星・土星ラインと三角形の配置は、天王星・冥王星の改革・変革の力を活用しながら、他者とどう関わりを持って自分の生活を豊かにしていくのが問われていると、考えることができるでしょう。
ただし、海王星は現実離れした理想を描く傾向にあります。実現性や責任が欠如する可能性もありますので、その点には注意する必要があるでしょう。
太陽と同様、蠍座にある火星のまた天王星・海王星・冥王星の影響を受けています。
蠍座の火星は、双子座の天王星(+牡牛座MC)と牡羊座の海王星(+魚座土星)とも意味のある角度をとっていて、二等辺三角形を作っています。この二等辺三角形の配置は、火星の働きが、天王星側と海王星側の力によってロックオンされた状態をあらわします。蠍座火星のある3ハウスは学びの場所で、蠍座火星はひとつのテーマを徹底的に深堀りする力を持っています。つまり、深堀りするテーマが、「社会的な立場やその安定志向に新しい風が吹き込まれること(天王星側)」と「過去の曖昧な依存関係を清算し、新たな理想に基づいた健全な他者との関係(海王星側)」に縛られることになるのです。
さらに、火星は冥王星と90度の関係をとっています。これは過剰なエネルギーとなって現れる可能性があります。本質に迫り、裏側に潜んでいるものについても焦点を当てて、徹底的に納得できるところまで追求していくことになるかもしれません。
また、冥王星は根底から変革させる力も持っています。学びやその深堀りによって、自分がこれまで当たり前だと思ってきた常識や考え方を根底から揺さぶられるようなことが起こる可能性も考えられます。
この秋分からの3ヶ月間は、対人関係においてこれまでの曖昧さや依存から距離を取り、新しい理想や価値観について情報を受け取り、学び、それを追求していくことになるのではないかと思います。そこで得た答えから、自分の生活をどのようにして豊かなものにしていけるのかを考えていく期間となりそうです。
占星術では、現実をつくるのは土星まで、それより遠い天体は常識を超える力を持つとされます。太陽には、その土星より遠い3天体が関わっています。世の中が大きく変わる時期といえそうです。