今日は俳優の大泉洋さんのホロスコープを勝手にリーディングさせていただきました。
大泉洋さんは俳優としてだけではなく、バラエティ番組にもご出演されていて多方面で活躍中ですね。
大泉洋さんは、太陽を牡羊座にお持ちの「牡羊座」さんですが、太陽の他に金星と月もまた牡羊座にあって、この天体の集中が目を引きます。出生時間がわからないのでお昼の12時でホロスコープを作成していますが、出生時間がさらに遅くなるにつれて、太陽・金星・月は牡羊座の中でタイトに重なり合っていきます。
その牡羊座は、12星座のトップバッターですから、先陣を切って行動する力に長けています。行動力がありエネルギッシュ。直感力を備え、他人に依存せず、自分の力で道を切り拓こうとするバイタリティもあります。考えるより先に身体が動き、口から言葉が出て、ストレートに自分を表現します。遠慮や打算ではなく、自分が「これだ!」と感じたものに向かって行動する傾向にあります。
公の場での自分や目指す生き方を示す太陽、プライベートでの自分を示す月、喜びや楽しみを表す金星が牡羊座なのですから、「常に前進あるのみ」といったイメージでとてもパワフルです。
しかし、この太陽・金星(+月)は、土星と協力の位置関係にあります。
土星は抑制やコントロール、熟練、構造、構築を意味する天体です。ですから、牡羊座の衝動は単に突っ走るのではなく、コントロールされる形になって表現されるかもしれません。土星は、言葉や伝達を司る双子座にあります。思ったことがすぐに口から出るのではなく、言葉を選んだり、伝え方に慎重さが出ることが考えられます。
大泉洋さんの場合は、独特の「ぼやき」がこの位置関係によって表されているように思えます。感じたことがそのまま率直に出る前に、双子座の瞬時に適切な言葉を選ぶ機敏さと、土星のまとめる力が巧みな言葉の表現となって、「ぼやき」として出てくるように思います。
また、土星の具体的な形にする力は、直感で思いついたアイデアを他者にも理解できる形で表現し、伝えることが可能となるでしょう。自分の情熱も的確に伝えることができそうですね。
少し余談ですが、大泉洋さんは子供の頃、よく落語を聞いていたそうです。双子座はユーモアセンスを持ちますが、落語ってなんだか双子座土星っぽいですよね。言葉とユーモアを駆使する落語は、双子座土星のイメージと重なります。大泉洋さんの話術は、落語を通して磨かれたものなのかもしれません。
さて、この太陽を含む牡羊座の天体は、土星以外にも、ドラゴンヘッド・ドラゴンテイルとも意味のある角度をとっています。
ドラゴンヘッド・ドラゴンテイルは天体ではありませんが、魂が向かうべき方向や人生の成長のテーマを示します。ドラゴンテイルは、過去の経験や慣れ親しんだ性質を表し、ドラゴンヘッドは、これから取り組むべき課題や魂が向かうべき方向を表します。この二つは真逆の位置にあり、この軸をバランスを取ることが魂の課題となります。
大泉洋さんの場合、ドラゴンテイルは蟹座(家族や仲間との絆、自分が所属する共同体の中で支え合う)、ドラゴンヘッドは山羊座(その共同体を飛び出し、社会の中で自分の能力を発揮し成果を出すこと)にあります。これは地元北海道で仲間やそこに住む人々との絆を大切にしながら活動していた過去(ドラゴンテイル蟹座)を活かしつつ、そこからさらに活躍の場を日本全国に広げ、社会の中で成果を出していくこと(ドラゴンヘッド山羊座)が、テーマになっていることを示していると考えられます。
そして大泉洋さんは、この軸に太陽+金星(+月)が90度の葛藤が生じる位置関係をとっています。これは喜び・楽しみ(金星)や公の場で自分を発揮しようとしたり、自分の目指す生き方に進もう(太陽)としたとき、魂の課題であるドラゴンヘッド・ドラゴンテイルの軸と衝突することを表しています。こちらを立てれば、あちらが立たず状態で、両立が難しいことを示します。
しかし、この天体とドラゴンヘッド・ドラゴンテイルの軸の90度の関係は、その葛藤を乗り越えなれば課題を克服できず、自分の目指す生き方も中途半端に終わります。両方をうまく擦り合わせ、両立させることが必要なのです。
この点において、大泉洋さんはこの課題を見事にクリアされ、ご活躍されていると思います。地元北海道で活躍されていたところからそこを出て、日本全国へと活躍の場を開拓し、多方面にチャレンジをして活躍することが、さらに北海道を元気づけて地元に愛情を注ぐ結果につながっています。
さらに興味深いのは、ドラゴンヘッドの山羊座は地星座、ドラゴンテイルの蟹座は水星座なのですが、大泉洋さんのホロスコープにはこの地星座と水星座が非常に少ないことです。ホロスコープで示される10天体の元素を見ると、地星座はゼロ、水星座はひとつしかありません。地星座は、物質を象徴し、現実的で実際的、堅実さと着実さを持つ元素で、水星座は、感情を象徴し、共感や融合、人と人を結びつける力を持つ元素です。地星座と水星座の軸に課題を持つのにその元素をほとんど備えず生まれてきているということは、さらに魂の課題である”ドラゴンヘッド・ドラゴンテイルの軸のバランスを整えること”に関して困難さが増します。あえてハードモード設定で人生プランを練ってきたことが伺え、印象的です。
ただ、生まれもった資質の中で、特定の元素が全く無い(あるいは非常に少ない)場合でも、努力によってそれを獲得できると考えられています。もともと備わっている元素は、本人にとっては当たり前の力であり、それを意識せずに発揮していると考えられます。ですが後天的に身に着けた場合は、試行錯誤を繰り返す中で、どうすればその元素を有効的に使いことができるのかを学び、意図的にそれを発揮できるようになると考えることができます。自分の経験から身につけたものなので、それは自分独自のスキルとなり得ます。そして、単にそれが「できる」というだけではなく、状況により柔軟に応用したり他者に教えることもできるでしょう。
大泉洋さんの場合は、この後天的に身に着けた地の元素を使って、戦略的にドラゴンヘッド山羊座をクリアしていくことになるでしょう。
牡羊座の持ち味であるひらめきや強い情熱、行動力(牡羊座の天体)を、社会での目標達成(ドラゴンヘッド山羊座)のためのエネルギーとして効果的に使って活躍され、魂の課題を乗り越えながらご自身の道を力強く切り拓いていらっしゃるのでしょうね。