皆様
いかがお過ごしでしょうか。
日々業務に追われているのに、ほかの人を頼ることができずに自分を苦しめてしまっている人も多いのではないでしょうか。私も正直頼むのが苦手です。
なぜ多くの人が他人に頼む際にここまでためらってしまうのでしょうか?
理由として脳が感じる5つの脅威が挙げられます。
①ステータスへの脅威
頼みごとをすることで能力がない人間と思われるのではないか?という脅威を抱きます。
②確実性への脅威
人間は不確実な状況がとても不安です。誰かに頼む際には決定権は相手にあります。確実性がないために不安を感じやすいです。
③自律性への脅威
人は物事を自分でコントロールしたいと思う生き物です。子供など勉強をしなさいと言われると逆にやる気がなくなるのは相手に指図されたことにより自己コントロール感失うためです。②の似たような理由になります。
④関連性への脅威
人は群れとして生き延びてきたため、集団から排除されることを極度に恐れる傾向があります。相手に頼みごとを拒絶されることで思っている以上に傷つく可能性があります。
⑤公平性への脅威
人間は公平であろうとします。誰か一人だけが得するような状況などに対していやな気持になります。誰かに頼み事を拒絶されることによって公平性の感覚を失うことへ脅威を抱きます。
このように、誰かに頼みごとをすると上記5つの脅威を感じる可能性があるため、人はなかなか他人に頼みごとをすることができません。
また、多くの人はきっと他人に頼みごとをしても断られるに違いないと感じます。しかし、コロンビア大学の各種研究において、事前に予測した数字の約2倍人は頼みごとを引き受けてくれることが分かっています。また、一度断られ
てしまうと人は頼みごとをしなくなりますが、断られた後のほうが人は頼みごとを引き受けてくれやすくなります。
そうです。頼まれる側も断るのが辛いのです。プレッシャーがかかります。
また、頼まれた側は人助けをしたことによってすごく気分がよくなることもわかっています。
自分のためにも、そして何より他人の為にも頼み事はしない理由がないということになります。思い切って頼みごとをしてみてはいかがでしょうか。
そして一度断れたら、次こそチャンスです。また頼んでみるのも良いかもしれません。別に断られたら自分でやるだけです。何も失うものはありません。