性同一性障害で辛いことをまとめたYoutube動画やブログ記事はいくつもあります。
ですがどうしても私は疑問に思うのです。
例えばMTFさん
可愛いものが好き、だけど僕はダメ。
男の子が好きだけどホモに思われるかもしれない。
FTMさんだと
可愛いものよりカッコいいもの。
女らしくするのやだ。
女の子が好きだけどレズに思われるかもしれない。
こんなとこが挙げられます。
だけど、私はこれより辛かったことがありました。
私はMTFです。だけど、かっこいい女の子になりたかったので可愛いものに傾ける情熱はそこまでありませんでした。まぁ、好きでしたけどね(^_^;)
だけど、それより辛かったのは可愛くなくなっていく自分の体です。
それは、アトピーの辛さに似ています。しかも、それが治らないのです。
毛が生え、肩はごつくなっていく。幼さ故の愛らしさは失われ、意志とは裏腹に男になっていく。じわりじわりと侵食される恐怖に犯される感覚です。
そして、人によってはその恐怖で自分の性同一性障害を自覚します。
私はそのタイプでした。
そこからはもう地獄です。
世の中にある情報が「お前は治療を始めるのが遅すぎた。だからオカマ臭い」「手遅れなのに女を目指そうとして気持ち悪い」なんて言ってるように思います。
自分が、統合性失調症になったかと思いました。
辛いし、恐怖でした。
この世界が地獄だと思って生活していました。
頭が風船みたいに膨らんでいる、そんな感覚をずっと味わいました。
FTMの方もそうだと思います。
思いとは裏腹に、自分の体は女のようになっていってしまう。
周りの男性はちゃんと男性らしく格好良い体になっていくのに。
世界に取り残された気分。
そうなのではないかと思います。
私にはFTMの方のことは想像するよりほかありません。
だけど、きっとそうなのではないかと思います。
私はそれを治ることのないアトピーに例えることで、なんとか表現しました。
それでも伝わらない方はいると思います。
表現するのが難しい部分でもあります。
最後になりますが、この記事で私が伝えたかったのは、「本当に苦しいことは本人が生み出していることだ」ということです。そしてそれが生まれてしまうのが必然であることです。
皆様最後まで読んでくださってありがとうございました。