本日は、第3回「スモールビジネスは、小さく始めるから強い」というテーマでお届けします。
「独立するなら、立派な事務所や会社の形を整えなければ」と考えてしまうことはありませんか。
実は、その「形」へのこだわりこそが、最初の落とし穴になることがあります。
私自身、40代の頃に見た目の立派な店舗から始めて大失敗を経験しました。
重い固定費が経営を圧迫し、集客が滞るとすぐに資金が底をついてしまったのです。
その経験から、50代・60代の独立は、個人事業のようなスモールビジネスから「小さく始める」のが最強だと確信しています。
理由は以下の3点です。
1. 自分の本当の覚悟が試されるから
大きく始めると人や資金への「依存」が生まれがちですが、小さく始めることは、自分一人の力でお客様を見つけ、価値を届けられるかという実力に向き合うことになります。
2. 失敗のコストが小さいから
一回の失敗で再起不能になることが最大の懸念です。小さく始めれば、軌道修正しながら何度でも試行錯誤を続けることができ、リスクを最小限に抑えられます。
3. これまでの経験と年齢が武器になるから
若者のようなスピードや規模で勝負する必要はありません。長年培ってきた経験や信頼関係は、小さな場で一人ひとりと深く関わる中でこそ最高に輝きます。
事業計画やホームページを作るよりも先に、まずは「目の前の一人のお客様に価値を届ける」ことから始めてみてください。
自分の経験や知恵を注いで「ありがとう」と言ってもらえる体験こそが、ビジネスの種となります。
「稼ぐ力」とは、突き詰めれば「誰かを笑顔にする力」なのです。
最後に、一つだけ問いかけさせてください。
今のあなたの身近に、「この人の役に立ちたい」と思える人が一人でもいますか?
まずはその人に、あなたの想いを届けてみてください。
それが、人生二周目のビジネスにおける一番確かなスタートラインです。
今日も明るく元気よく。
河村直人