第1章 「彼がいないとダメ」だった私が、15回の別れを経て気がついたこと
①はじめに
初めまして、かなえと言います。この度は私のブログを見てくださりありがとうございます。
まず最初に、少しだけ自己紹介させてください。アラサーで二児の母。地方出身で、専門学校への進学を機に大阪へ出てきて以来、ずっと大阪で暮らしています。
実家は、いわゆる「機能不全家族」。父と母は家庭内別居状態で、母はメンタルが不安定、父は無関心。そんな家庭で三人兄弟の真ん中として育ちました。
中学生の頃から、どこかで愛情を求めていたのだと思います。近所の大学生の男子寮に入り浸ったり、当時流行っていた出会い系サイトを使って知らない大人に会いに行ったり。
高校生では告白されたはずの大学院生にいつの間にかセフレ扱いされ、それでも何も言えずに関係を続けてしまったり(大阪進学を伝えたらあっさり振られました)
自信も、自己肯定感も、まるでありませんでした。でも、足りない愛情を埋めるように、男性に”必要とされること”を求め続けていました。
好きになるのは、なぜかいつも愛してくれない男性ばかり。
でも、そんな私が19歳で家を出て、当時37歳の今の夫と出会い、振られては付き合い、また振られて。不倫を挟んで、また復縁して、でもまたダメで…
そうして15回以上の別れと復縁を繰り返した末に、「もう無理なのかもしれない」と思いながらも、いろんな転機を経て、最終的には結婚にたどり着きました。
このブログには、そんな私の物語と、そこから得た”復縁のヒント”を詰め込んでいます。
今、あなたには「復縁」と聞いて思い浮かぶ人がいますか?
私は当時、「復縁したい」「元彼がまだ好き」と言うと決まって友達からは「復縁は難しいよ」「新しい人探したほうが楽なのに」なんて言われていました。
でも、私は諦めきれませんでした。
彼と一緒に幸せになりたかったから。もっと、そのままの自分で彼と一緒にいられたらよかったのに。
そんな気持ちを捨てきれなかったんです。
それを自覚したとき、本当に望んでいるのは「復縁」=彼と”元通り”になること。ではなくて、彼と”新しい関係性で、もう一度恋をすること”だったのだと気がつきました。
そして、そのためには重い女で、自信がなくて、自分が嫌い。そんな自分自身を認めることも大切なんだって。
あなたの心に浮かんだ忘れられない彼。
もし、その人を、まだ心のどこかで想っているなら。彼といるときの自分が好き。そう思える恋愛がしたいなら。この物語が、あなたの気持ちを少しでも前に進めるきっかけになりますように。
②なぜ何度も別れたのか、私が繰り返した“逆・黄金パターン”
最初に彼に振られたのは、私が20歳の頃でした。もう10年以上も前のことだけれど、今でも思い出すだけで胸が痛みます。
別れた直後は、頭が真っ白で。「信じたくない」と思っても、LINEは返ってこない。会いたくても、もう会えない。毎日が辛くて、泣いてばかりでした。
あの頃の私は、不幸な恋愛パターンにハマっていたんです。無意識に、ある“逆・黄金パターン”を繰り返していました。
パターン1「私は尊敬、彼は同情から始まる」
私が惹かれる相手は、いつも尊敬できる人。だから、自然と“追いかける側”になっていました。
逆に、告白してくれた人には「こんな私を好きになるなんて…」と引いてしまって、好きになれなかった。
尊敬できる相手を好きになるのは素敵なこと。でも私の場合、その思いが極端すぎたんです。
「尊敬できる彼が好き」=「彼の弱さは見たくない」。そう無意識に思っていた私は、アピール方法もどこかズレていて、彼に頼って「あなたがいないとダメ」と伝えることで、上下関係を作ろうとしていました。
でも、その関係性では、どちらも疲れ切ってしまうんですよね。
本当は、恋愛に“上下”なんてない――当時の私は、それをまだ知りませんでした。
パターン2「連絡がない=嫌われたかも、と思い込む」
当時の私は、「好きな人のすべてを把握することが愛」だと思い込んでいました。今どこにいるのか、どんな気持ちでいるのか、全部知りたくて。一緒にいても、「私のこと好き?」って何度も聞いてしまったりして。
だからこそ、“余白の時間”が怖かった。
たまたま連絡が途絶えたとき。ちょっとデートの間隔が空いたとき。ほんの小さな隙間に、「嫌われたかも…」という不安がどんどん膨らんでいって。
我慢できずに「嫌いになった?」なんてLINEをしてしまって、送った後に「重かったかな…」と落ち込む。そんな悪循環を、繰り返していました。
結局それも、自分に自信がなかったから。「好き」か「嫌い」か、0か100かでしか物事を捉えられていなかった。
でも実際は、そんな単純じゃないんです。彼にも彼の時間があって、考えていることがある。もしかしたら何も考えていない時間だってある。
そして、連絡の頻度が落ちたことを「信頼し合えている証拠」と思っている可能性だってある。
特に男性は、複数のことを同時に考えるのが苦手。だから、何かに集中しているときは恋愛が“後回し”になることもある。つい、あれこれ考えてしまう女性とは、脳の構造自体が違うんです。
もし、今あなたが同じような思いで悩んでいるなら――こんなふうに考えてみて。
もし、嫌われていないとしたら?もし、ちゃんと愛されているとしたら?もう、何も心配しなくていいとしたら?
そのとき、どんな気持ちになる?――それを、あの頃の私に伝えてあげたかったです。
パターン3「“私なんて”で恋愛を自ら壊す」
うまくいきはじめると、怖くなる。それも、私の中にある“心の癖”でした。
「相手を信じて、本当の自分を見せて、拒絶されたらどうしよう」「どうせ相手は去っていくんだから、うまくいく前に壊してしまおう」
そんな思いがよぎっては、「私なんてどうせ愛されない」と、試すような行動ばかりしてしまっていた。
じゃあ、どうしてそう思うようになったんだろう?と深掘りしてみると、思い出したのは、幼少期の経験でした。
何度期待しても、拒絶されたように感じたこと。傷つくくらいなら、自分から壊したほうが楽だったこと。何もできない存在として振る舞ったときだけ、優しくしてもらえたこと。
それは、子どもの頃の私が必死に身につけた、“自分を守るための術”だったんです。
重い女であることは、悪いことじゃない。ただ、昔覚えた“心を守る手段”を、今こそアップデートする時が来た――そう思えるようになったのは、自分と丁寧に向き合うようになってからでした。
復縁で苦しくなったら、この話を思い出してほしい~恋愛迷子だった私が15回以上復縁し、最終的に結婚した理由~第2章へ続く