第2章:彼の気持ちを理解するために
①別れた当時、彼はどう思っていたの?
自分の気持ちがある程度落ち着いてくると、次に気になったのは彼の気持ちでした。
本当は好きじゃなかったのかな?どうしてはっきり言ってくれないんだろう。まだ望みはある?遠慮して聞けなかった疑問で頭はいっぱい。
私の部屋に来たら、いつも彼は右側に座っていたなあ…。ふと、彼が座っていたところに座り彼になったつもりで部屋を見渡してみました。
はー、疲れたなあ。そういえば彼も仕事が忙しそうで疲れてたな。よくこうやって、ダラーンとして座ってたっけ。
毎週末ここでご飯食べたよね、私もいっぱい我慢して尽くしたと思ってたけど彼もいっぱいいっぱいだったのかもしれない…。
まだ胸は痛いけれど、初めて彼の気持ちを落ち着いて想像できた瞬間でした。
「嫌いで別れたわけじゃない」
よく言うセリフで、聞いたときは「嫌いじゃないなら別れなかったらいいやん」って疑問でいっぱいだったけれど、そのとき初めて理解したんです。漠然と「ああ、彼は疲れたんだなあ」って。
なんだかそれだと私が悪いみたいで認めるのは辛かったけれど、なんだか妙に胸にストンと落ちてきました。
もし、やってみたい、という方のために簡単なやり方を書いておきますね。
・<イメージワーク>
当時の彼の気持ちになってみるためのワーク
彼が座っていた場所など印象のあるところへ行き、実際に彼がそこで過ごしているようにイメージしてみてください。彼はどんな表情をしていますか?どんな格好をして、どんな雰囲気で、どんな座り方をしているか少し観察してみて。
次にそこにあなたが彼になったつもりで座ってみてください。座り方、足の開き方、覚えている癖があったらやってみるのもいいかもしれません。口癖を口に出してみるのもいいかも。あなたがご飯を作っているとき、彼がそこで過ごしていたのならキッチンの方を見てみたり。彼の気持ちになって過ごしてみてください。
そうしてどんな気持ちが湧き上がってきたかしばらく感じてみてください。何か言いたいことはある?頭に浮かんだことはありますか?
辛くなってきたら無理はしないで何か飲んだり食べたり休憩して、あくまで軽い気持ちでやってみてくださいね。
②彼が去って行ったのは○○感を感じていたから
疲れたから別れを切り出された。
頭では理解しつつも、気持ちが追いつきませんでした。
言ってくれたら良かったのになあ、「疲れた」で別れるくらいなら寄ってこなければ良いのに。
そんな気持ちもあったのだけれど、今なら彼の気持ちもなんとなく分かります。
男性の中には<ヒーロー願望>があって、彼女の笑顔が彼の功績になり、彼女がただ幸せそうに毎日を過ごしているだけで満たされる気持ちがあるんです。
彼女の笑顔=彼の手柄として無意識にインプットされている。
仕事がうまくいったとか、友達から美味しいお土産もらって食べるの楽しみ!とか、今日はメイクがうまくいった♡とか、幸せな理由は一切関係ない、女子にはわからない感覚を持っているので、反対に、一緒にいても彼女が全然幸せそうじゃなかったらそれが満たされなくて疲れてくる。
それでも最初のうちは彼女の笑顔が見たくて頑張るけれど、関係が深まるにつれてどんどん報われなさに疲れてしまって、最後は無力感に打ちひしがれて私の前から去って行ってしまったんです。
多分、それが別れの大きな理由の一つでした。
③彼を理解したら最初の復縁がやってきた
彼の気持ちが、少しずつ理解できるようになってきた頃。
私は、当時働いていたカジュアルな飲食店を辞めて、老舗店舗へステップアップすることになりました。
それをきっかけに、5ヶ月ぶりに彼にLINEを送ってみようと思ったんです。
いっぱい喜ばせようとしてくれた彼。
でも私はうまく受け取れなくて、きっと彼を疲れさせてしまった。
だから今回は、「またか…」って思われないように、
軽くて返しやすいLINEがいいなって考えて――
ふと、「変わった私」を見せるのが一番いいかもしれない、と思いました。
そして、送ったのがこんなLINEです。
『久しぶり!元気ですか?
ステップアップのために○○に就職することになりました。
いろいろ相談に乗ってくれてありがとう。一言お礼が言いたくて。
忙しいと思うから返信不要です😊』
(※細かい言葉はうろ覚えですが…)
実は、彼とは仕事の相談なんてしたことなかったんです。
でも彼は年上だったし、「別れが私の成長につながった」って伝えられたら、
別れ際の嫌な記憶を少しでも書き換えられるかもしれないなと思って。
彼のヒーロー願望を、ちょっとだけくすぐるようなメッセージにしたかった。
それに、今の職場は彼の職場近くだったから、あえて場所も入れてみました。
――すると、その甲斐あってか、すぐに返信がきたんです。
そこからまた、少しずつ連絡を取り合うようになっていきました。
【復縁で苦しくなったら、この話を思い出してほしい~恋愛迷子だった私が15回以上復縁し、最終的に結婚した理由~第3章へ続く】