ども~、皆さん元気い~~!
「さぁ、もっと幸せに!」が、このブログのテーマです。
もう放送は終わっていますが、NHKのプレミアムドラマ「勿忘草(わすれなぐさ)の咲く町で ~安曇野診療記~」(全8話)は良いドラマでした。
僕の地元、滋賀県出身の福本莉子さんが主演、そして菅田将暉さんの実弟である菅生新樹さんが準主役の信州安曇野の総合病院を舞台にしたドラマです。
たまたま第1話を見ましたが、その後全8話すべて見てしまいました。
3年目看護師の福本莉子さん(月岡美琴)と新人研修医のさん(桂正太郎)の2人のなんと爽やかなこと!
ストーリーは地域の高齢者医療の現実を扱っていて、深刻さを前面に出そうと思えばいくらでもシリアスにできそうなところ、同名小説の原作者“夏川草介”氏の意図だろうけれど、若い2人を通して明るく描いています。
第6話。誤嚥による高齢患者の死をめぐり、院長主催の緊急症例検討会が開かれ、訴訟を恐れ、こじれる前に謝罪と見舞金で決着を図ろうとする院長と理事長の姿勢に、美琴(福本)は違和感を募らせます。
医師たち、関係看護師たちも病院の方針(謝罪と見舞金支払い)に異議を唱えることができず、重たい空気のまま会議が終わりそうなその時、美琴が発言しました。
「なんか、おかしくありませんか」
「山口さん(誤嚥で亡くなった高齢患者)は、ごはんを食べるのが好きでした。大好きな食事をちゃんと口から取り、その途中で80歳で亡くなりました。それって大往生って言うんじゃないですか」
「謝罪とかお金とか…」
「ご家族は医療の素人、私たちはエキスパートです。エキスパートならエキスパートとして、事実を説明するのが、私たちの義務じゃないですか」
「医療にはできることとできないことがあって、人は家にいても病院にいても亡くなるんだときっちり説明することが医療従事者の義務だと思います。なんとなく丸く納めようとするとどこかがおかしくなる」
「私たちは、責任を持って山口さんを看取りました。責任を持って看取った私たちがこんな話しをしていたら亡くなった山口さんにも失礼です」
(しばらくの沈黙後、)誰も反論しません。いやできなかったのです。美琴の主張が正しいことをわかっているからです。
さらに正太郎(菅生さん)からの後押しとなる発言もあって、会議ではまだ結論を出さず、もっと時間をかけて検討することになりました。
この時の福本莉子さんは、会議というシチュエーションで動きがない中、迫真の演技でした。セリフはもちろんですが、表情が“まっすぐ”で、特に目が“優しさのある強さ”を出していました。一気に好きになりました。
ドラマの中で、「病院にはまったくミスは無かったと言うのか!」と、後から病院に“クレーム”をつけてきたのは遠縁の親戚でした。医療の素人どころの話しじゃありません。ただ声が大きいだけの医療の敵ですね。でも、こんな人は普通にいます。
僕は病院に月に1〜2回以上、そしてたまに入院したりと、しょっちゅう地域の総合病院にお世話になっています。
やはり高齢者割合はほんとうに高い!病院通路ではスムーズに歩ける人は少なく、杖やカートの補助が必要な人が目立ちます。
たくさんの高齢者が医療を受け、毎日、たくさん薬を飲んで生かされています。僕もその1人です。
このドラマ(原作)のテーマでもありますが、本来ならすぐに処置されて生かされるべき若い患者が、医師が高齢者の治療から手が離せずに、若い患者が亡くなってしまうということが起こります。
多くの高齢者は年金生活を少ない若い人たちに支えてもらっています。医療費も格安(1〜2割)で、時間もあっていくらでも診察を受けられます。
年齢によって医療を受けられる順番を変えること等、大事故や災害発生時のトリアージ(治療優先順位を決めること)でさえできません。それは良くわかっています。
しかし野球の審判判定なら「同時はセーフ」という考え方(基準)があるのと同じように、緊急の医療行為や入院、救急搬送がほぼ同時になり、どちらか一方を選ばざる得ない時、「同時は若さを取る」という考え方があって良いのではないかと思います。
もうすぐ大型連休がやってきます。そして9/21は「敬老の日」です。高齢者に感謝し敬う日です。それは「わたしたちの“今”があるのは、先輩たちのお陰であるという気持ちを感じる日」にしようということからでしょう。
ならば「若者の日」があっても良いよな!って思います。医療も介護も、年金受給も若い人がいなければ成り立ちません。もうすでに支えきれなくなっている地域もあるでしょう。
高齢者はこれまで日本を支えてきたのだから、若者が助けるのが当たり前ではなく、「高齢者の“今”があるのも、若者のお陰であるという気持ちを感じる日」も必要じゃないかと思うのです。
日本中に美琴(福本莉子さん)と正太郎(菅生新樹さん)のような若者がいます。真剣に必死に目の前の高齢者に向き合ってくれています。
「若者の日」ダメかなあ?
これは勝手な意見でした。大阪弁なら「知らんけど」で締めくくるところですね!
これからも「四柱推命」を活用しながら、皆さんの幸せのお役に立ちたいと思っています。
次回以降も、キンおじさんのブログ、よろしくね~~。