二世帯住宅

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二世帯住宅について、みなさんはどのようにお考えでしょうか?
ひとそれぞれに考え方がありますし、ご事情もありますね。
またこれが正解というものはありませんので、
二世帯住宅を建てて一緒に住んでよかったご家庭もあれば
二世帯住宅を建てたけれど、いまはその家から離れ、別々に暮らしているご家庭もあると聞きます。

私は設計のお仕事をさせていただいておりますので、二世帯住宅のお話をいただいた際に、いままでの経験でこのようなことがありました、というお話をさせていただきながら、ご両親世帯、子世帯のみなさまがご一緒になって再度、お話し合いの場を持っていただいております。

二世帯住宅の場合は、いろいろな考え方がありますが、家は一つですが、
玄関も二つ、キッチンもお風呂も二つ、唯一廊下の扉でつながっているというほぼ2軒のお家をくっつけたような二世帯住宅もあれば、

玄関やキッチン、お風呂は一つ、部屋がゆるやかにわかれている二世帯住宅もあります。その場合にはどちらか(たいていはご両親側のお部屋に)ミニキッチンはつけるケースが多いです。

なかにはお風呂が一緒はどうしても避けたい、というお話もいただくことがあります。またキッチンは別々に、というお話もいただきます。

広い敷地に二つの家を計画するというケースもありました。これは二世帯住宅とはいいませんね。

確かにいろいろな考え方があり、いまは生活のリズムも異なりますので正解はありません。

しかし、例えば料理の方法をご両親から学びながら食事の支度ができる

お子さんをご両親にみてもらえる、

万が一お風呂やトイレで体調が悪くなってもすぐに気づける、

出産などのアドバイスをいただける、

など三世代同居で、ご両親にもよいところ、子世代にもよいところもあります。

繰り返しますが、現代は生活リズムが異なることもあり、難しいところもあろうかと思います。

年の功で食事だけでなく暮らしの知恵、風習などいろいろと教えてもらえる、毎日、家族の笑顔を見て暮らせる、急なときに助けてくれる、など、お互いに感謝の心で毎日笑顔で生活できる、そんなお家が一番の理想ですね。
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