言葉のシャワーを大量に浴びる大切さ

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20代の頃、仕事をせず実家に引きこもっていた時期が長くありました。

当時の僕はひたすら小説を読んでいました。半身浴をしながら、一日一時間から二時間、本の世界に没頭する日々です。

小説が面白くて、気づけば二時間以上湯船に浸かっていたこともありました。心配した母が、浴室のドアをノックして「溺れてない!?」と確認しに来たこともあります。

今となっては笑える話ですが、当時は本気で本の世界に引き込まれていました。

自分では「こんな過ごし方でいいのだろうか」と不安を抱えていました。でも振り返ると、あの時期に読んだ膨大な本が、今の自分を作っています。

言葉のシャワーが語彙を育てる
本を読み続けることで、語彙が増えました。

30代になってライターを始めたとき、20代の読書経験が何度も役立つことを実感しました。文章を書くとき、適切な言葉がスムーズに出てくる。表現の引き出しが多いと、伝えたいことを的確に言葉にできます。

でも語彙が増えることの恩恵は、文章を書くことだけではありません。もっと大切なことがあります。

それは、自分の感情を言い表せるようになるということです。

言葉は、感情を解像度高く捉える道具
子どもは言葉をあまり知りません。だから怒ったり泣いたり喜んだりと、感情をそのまま体で表現します。

でも大人になって語彙が増えると、感情を細かく捉えられるようになります。「なんとなく嫌だ」という漠然とした感覚が、「これは軽視されたことへの悲しみだ」と言語化できるようになる。

自分の内側に潜り、心の中をつぶさに観察していく。これがいわゆる内観です。このとき言葉を使って気持ちを具現化できると、心がずいぶん楽になります。

「なぜ今の自分はもやっとしているのか」を紐解けるようになる。これが言葉を持つことの、最も深い恩恵だと思っています。

自己対話の本質
言葉は凶器にもなります。人を傷つける言葉、自分を責め続ける言葉。言葉の使い方を間違えると、自分も他者も追い詰めることになります。

だからこそ、自分の内側の声に従った言葉を使ってほしいのです。

他者の評価や世間の基準ではなく、今この瞬間の自分が本当に感じていることを、そのまま言葉にする。自分の声に耳を傾け、それを言語化できるようになる。これが自己対話の本質です。

自己対話ができるようになると、感情に飲み込まれなくなります。感情を観察できるようになります。観察できると、次の行動を選べるようになります。

言葉を醸成する時間
引きこもっていた20代の自分が、ひたすら小説を読んでいました。
当時は「こんな時間を過ごしていていいのか」と不安でした。でも今振り返ると、あの時間があったからこそ、今の言葉があります。

無駄に見える時間が、実は内側を育てていることが往々にしてあります。

言葉は必ず、あなたを救う。自分の感情を言語化できるようになることは、自分を理解することです。自分を理解することは、自由になることです。

あなたの内側にある言葉を、ぜひ丁寧に育てていただけると嬉しいです🌸
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