■ 作業前のバックアップ、取っていますか?
WordPressの案件を受けていると、「とりあえず作業を始めよう」と手を動かしたくなる場面があります。
でも、その前にバックアップを取る習慣があるかどうかで、トラブルが起きたときの対応がまったく変わってきます。
今回は、WordPress案件でバックアップが重要な理由と、押さえておきたいポイントを整理します。
■ なぜバックアップが必要なのか
▼ 作業ミスはだれにでも起きる
テーマのカスタマイズ中に表示が崩れた、プラグインを更新したらサイトが真っ白になった、といった状況は珍しくありません。
原因の切り分けに時間がかかることもあり、「元に戻せる状態」があるかどうかで、その後の作業時間が大きく変わります。
バックアップがあれば、問題が起きても復元してやり直せます。
ない場合は、原因を探しながら壊れた状態のまま修正を続けることになります。
▼ 本番環境で作業するときは特に注意
クライアントのサイトを直接触る場合、テスト環境と違って実際のデータが動いています。
記事、画像、設定、ユーザー情報など、消えてしまうと取り戻せないものが含まれることもあります。
本番環境での作業前は、データベースとファイルの両方をバックアップしておくのが基本的な考え方です。
■ バックアップで押さえておきたいこと
・バックアップはデータベース(記事や設定の情報)とファイル(テーマや画像など)の2種類がある
・プラグインで自動化することも可能だが、手動で取る方法も知っておくと安心
・バックアップファイルは、サーバー内だけでなく外部(ローカルPCやクラウドストレージなど)にも保存しておく
・復元の手順も事前に確認しておくと、いざというときに慌てにくい
▼ 具体的な注意点
たとえばプラグインを使って自動バックアップを設定していても、保存先がサーバーの中だけの場合、サーバー自体に問題が起きると一緒に失われることがあります。
「バックアップは取っている」と思っていても、保存先や保存期間の設定まで確認しておくことが大切です。
■ 習慣として身につけておく
バックアップは一度設定すれば終わりではなく、作業のたびに意識する習慣です。
案件を重ねるほど、この習慣があるかどうかの差が出てきます。
WordPress制作の基礎から丁寧に学びたい方には、「WordPressサイト制作を基礎から学ぶ14日間実践講座」を用意しています。
バックアップのような実務的な知識も含めて、順を追って身につけていただける内容です。
WordPressサイト制作を基礎から学ぶ14日間実践講座