アドレナリン爆発!怒りのペダリング、勝利への執念

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マラソン選手の義男がコーチに尋ねた。
42キロ走る過程で途中までは調子が良いが後半どうもバテ気味で後ろから来た奴らにどんどん追い抜かれるのが僕の走りのパターンで悔しい。
そうだな。
お前はいつもそのパターンで最後は遅れをとって成績が振るわないな。
コ―チ僕は毎日厳しい練習と走り込みをして体力と技術を磨いているのに僕はやっぱり長距離ランナーには向かないのかと悲しくなってしまいます。
でも一つ不思議な事があって僕の後輩の悟君も僕と同じようなパターンで後半ペースが落ちるタイプだったのが、最近は後半もバテずにゴールまで順調に走って急に良い成績を伸ばしている。
今度の全国大会の選抜に選ばれそうな勢いで、僕はどうも選考に漏れるような予感がして不安です。
そう思うか。
俺が悟に秘密の技術を伝授したのだ。
だから急に成績が上がって来たのだ。
え!そうなんですか。わぁーいいなぁ。
悟はいいなー。
コーチ僕にもその秘密の技術とやらと伝授して呉れませんか。
良いだろうとコーチは言って講釈を始めた。
義男いいか、体がだるくなってきたらな今迄の記憶の中で腹が立った出来事や憎いヤツを想いだすんだ。
ソイツの事を思い出してもう一度腹を立てるのだ、激怒しても良い。
そんな感情を起こすのだ。
そうするとな人間の身体の中で面白い事が起きるのだ。
先ずそんな腹立つような事を思い出すとストレスを感じるのだ。
そうなるとコルチゾールと言うホルモンやアドレナリンと言うホルモンなどがドッと分泌されるのだ。
このホルモンは一口で言うと糖を血液中に供給して力を漲らせる働きが有るのだ。
逃げるか戦うかのような切羽詰まった時のように肉体にエナジーを与えるのだ。
その瞬間にだるさは一瞬にして消えてしまう。
急に体が軽くなってゴールまで驀と言う訳だ。
この奥義を悟君にも教えたのだ。
義男はなるほどと深く感銘した。そして翌日42キロ練習で走る時に例の如く中盤辺りから段々と体力がなくなって来てだるさが襲って来た。
良しここで実験だコーチが言った通り憎たらしいヤツの事を思って腹を立てて見た。
そしたら本当だ力が内から漲って来てさっきまでのだるさがウソのように消えた。
ずっと腹が立つヤツの事を考えていた。
あの時あんあふざけた事を俺にしやがってなどと思い出していた。
俺のスパイクを隠して集まりに遅刻させたのだ。
そんな事を想い出して、どんどんアドレナリンが分泌されていた。
お蔭でゴールまで快調に飛ばす事が出来た。
コーチ奥義の技術伝授を有難とうと義男は思った。
終わってからコーチが言った。
どうだこの技術は素晴らしいだろうと、そして腹立つ相手に旨く的を絞れたようだな。
と笑いながら向こうに去って行くコーチの背中に義男はつぶやいた。
的はコーチでしたと。

最後まで読んでくれて有難う
三東周矢(^^)Y
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