助けて!と言う勇気

記事
コラム
またまた若い頃、高齢者施設で働いていた時の話・・・

助けて!は突然にやってきました。
若い妊婦さんが、お母さんと思われる女性の手を引っ張て施設に入ってこられました。

見学かな?と一瞬思ったけど・・・違う事はすぐに分かった

「助けてください」と泣きながら妊婦さんが事務所にいる事務員さんに言っている。
事務員さん、ビックリしてアワアワする。師長が対応。
私も呼ばれ対応。

とりあえず応接室へ・・・

とは簡単にはいかなかった 妊婦さんが手を引いている女性は激高し意味の解らない支離滅裂な言葉を並べ暴れている

応接室どころか、今にも施設から飛び出して行ってしまいそうな勢い

とりあえず妊婦さん(娘さん)の話を聞こうと師長が娘さんと応接室へ
私はお母さんを見ようという事になった

けど・・・顔面パンチをくらいノックダウン
師長が急いで男性スタッフを呼んで、そっちに対応を頼み

気を取り直して、私と師長が娘さんと応接室へ。
顔面パンチされた所を冷やしながら泣き崩れる娘さんの話を聞く

この時点で大体察したけどw

まあ、まず、恒例の美味しいお茶を、一緒にずずっとすすって
娘さんの背中をサスサス・・・サスサス・・・サスサス
つでに、手もサスサス・・・サスサス

私「お辛かったですね。お話できますか?」

師長からのグッジョブ!の視線を頂き

サスサス・・・サスサス終わり

娘さんの話は、お母様は若年性アルツハイマー
お父様、お母様で暮らしているが、お父様が仕事で居ない日中は娘さんが
お母様の介護を任されている。けど自分は妊婦で、もうすぐ出産だし
お腹を叩かれたり、蹴られたりもする
お父様に施設等の利用の話をしても、お父様は、
「施設なんて絶対だめだ!」と言って聞いてくれない

何度も家から脱走され大きなお腹を抱えてお母様を、走って追いかけたり
行方が分からなくなって警察にお願いすることも度々ある

そして、限界を超えて施設に駆け込んで来られた。

勿論その日、その場で、分かりました。いいですよ。お預かりしますよ
とは出来ない。
介護保険を使って申し込み等の色々な手順をふまないと・・・

でも男気溢れる、かっちよいい師長は見学、お試しとして
お母様をお預かりできる旨を娘さんに話す。

あとは、お父様が何と言われるか。とりあえず娘さんは帰って頂き
お父様とまた来て頂くことに。

突然、施設で過ごす事になったiさん(お母さん)
とにかくノンストップで施設内を速足でスカスカと歩かれる。
他の入所者の方が話かけたりでもしようものなら、私と同じ様にノックアウトさせられる可能性大な為 重度の認知症の方の棟へ。


夕方、ご主人が来所され娘さんが、そんなに苦しんでるとは・・・とアッサリ施設利用を承諾され急いで書類、申請等を済まされ正式に入所となられた。

1ヶ月後・・・ご主人が「やっぱり妻と一緒に居たい」
と言われ退所。

職員全員_(┐「ε:)_ズコー

ご主人が仕事で居ない間は娘さんではなく、デイサービスを利用されるとの事でした。

でもでも このお話は色んな愛が沢山交差しているお話で
私としては、よい勉強、良い体験をさせて頂いたと思います。

最後まで読んで下さり、ありがとうございました。
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す ココナラコンテンツマーケット ノウハウ記事・テンプレート・デザイン素材はこちら