仕事や物事を効率化する上で必要なのがマニュアルですよね。
マニュアル通りに作業を進めて行けば、間違えることなく確実に成果を出す事が出来ます。
完璧なマニュアルさえあれば、極端な話し特別な教育を受けることなく直ぐにでも出来るよになるのですから、依頼する側としては無くてはならないものといえるでしょう。
依頼をを受けた側はマニュアル通りに作業を進めれば良いのですから、何も考えずに淡々と書かれている通り、作業を進めれば良いのですから楽ですよね。
しかし、何も考えることなく同じ作業を繰り返すのはとても危険だと思うのです。
単純な作業だとしても、常に目的を持って作業するのとしないのとでは、結果的に生み出されるクオリティには雲泥の差があるのではないでしょうか。
特に、対人間に対するオペレーションなどの人が絡む仕事の場合、マニュアルにはない想定外の出来事が起こった時に対応できなくなってしまいます。
結局のところ、マニュアルはあくまでも
「仕事の入口まで連れて行ってくれる案内板」
みたいなもので、その先で起こる出来事に関しては、自分で解決して行くしかないんですよね。
その為に必要なことは、目的を理解し、その先に何を求められているのか、その目的を達成するために必要なことは何かを常に考え、責任を持って動くことだと思います。
同じことは、人生にも言えると思うのです。
もしもあなたの人生にマニュアルがあったとしたら、あなたはそつのない人生を歩むことが出来るでしょう。
でも、それは自分の人生を他人に決められてしまう、そんな危険性があると思うのです。
それでも、人生にもマニュアルが欲しいと思ったら、
先ずは目的をハッキリさせ、尊敬する人の生き方を真似ることが、ある意味人生のマニュアルになるのでしょうね。
ただし、そのマニュアルは、尊敬する人が作ったオリジナルのマニュアルですから、完コピしても意味はありません。
あなたのマニュアルは、あなたにしか創れないのですからね。
あなたがあなたのために、あなたらしく輝くためのマニュアルを描いていってくださいね。