■『ゴールデンサークル理論』とは?
物事を伝える時やプレゼンの際に、「WHY(なぜ)→HOW(どうやって)→WHAT(何を)」の順番で伝えることで、相手の感情に訴えかけて共感や行動を促しやすくなる『ゴールデンサークル理論』。
大手企業が活用することで注目を集めるようになり、さまざまなビジネスシーンで用いられています。
この『ゴールデンサークル理論』は、マーケティングコンサルタントである サイモン・シネック(Simon Sinek)氏が、2009年に「TED Talks」でプレゼンした『優れたリーダーはどうやって行動を促すのか(How great leaders inspire action)』の中で提唱したことで、注目されるようになりました。
■『ゴールデンサークル理論』を構成する3つの要素
『ゴールデンサークル理論』は「3層の円(サークル)」と捉えて、内側から外側に向かって「WHY→HOW→WHAT」の順に物事を説明します。
●WHY(なぜ):商品やサービスに込めた存在意義や信念、目的やミッション。
●HOW(どうやって):具体的な手法や特徴、他と差別化できる強み。
●WHAT(何を):提供する商品やサービス。
「WHY(なぜ)」から伝えることで、直感的に共感を呼び起こし、その後の「HOW(どうやって)」「WHAT(何を)」の内容を好意的に捉えられるようになります。
■一般的な伝え方と『ゴールデンサークル理論』の違い
従来の伝え方は、「WHAT(何を)→HOW(どうやって)→WHY(なぜ)」の順で説明することが主流となっています。
この理由としては、ビジネスシーンの場合、販売したい商品やサービスの技術力や品質に自信があり、ついつい「商品・サービス自体の魅力」を伝えることに傾倒してしまうため、「なぜその商品・サービスを開発したのか」、「この商品・サービスでどういった課題を解決したいか」を後回しにしてしまいます。
すると、商品やサービスのスペックやメリットは伝わりやすくなるものの、感情に訴えかける強さは乏しくなってしまうのです。
一方、『ゴールデンサークル理論』は、「WHY(なぜ)」から伝えます。
「WHY(なぜ)」という、商品やサービスに込めた存在意義や信念から切り出すことで、受け手の「感情に訴えかけやすくなる」のです。
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