前回、日本で一番有名な霊界通信を紹介したが、世界で一番有名な霊界通信(霊界探訪)と言えばエマニュエル・スウェデンボルグの「天界と地獄」ではないだろうか。
スウェデンボルグは1688年生まれで万能の天才だったが、50歳を過ぎてから守護霊の力を借りて霊界を探訪するようになぅた。
スウェデンボルグはあの世には精霊界(幽界)と霊界があり、亡くなった人間はまず精霊界(幽界)に行き人間界のアカを落としてから霊界に入ると書き記している。
また、霊界は考え方、感じ方がまったく同じ人たちが共同体をつくっていると述べている。考え方、感じ方がまったく同じ人たちでは諍いも起こらないので、これは理想郷だと言えるだろう。
霊界には地獄界もあるが、それも似たような凶霊たちが集まって地獄界を作っているのである。
つまり、それは誰かが凶霊たちを強制的に地獄に行かせるわけではなく、凶霊たちが自ら望んで似た者同士で集まるのである。これは悪党が組織を作って集まるのと似ていると言えるだろう。
一言でいえば、霊界は似た者同士が集まるという波長の法則で動いていると言えるだろう。
また、霊界には霊界の太陽というものがあり、その太陽は霊魂たちの活動の源になっているという。
霊界は三層に分かれており、魂のレベルが上がれば上層の霊界に行くことができるらしい。
スウェデンボルグの著作では輪廻転生は書かれていないが、これは後の霊界通信であきらかになったものである。
と言うのは西洋ではキリスト教の教義が一般的であり、輪廻転生はその教義と完全に対立するので、その秘密は時間をかけて徐々に解かれていったのである。
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