今から10年前なら暗号通貨や暗号資産は「怪しい」とか「怖い」、「不安」って気持ちになるのは分かります。しかし、2010年ごろにビットコインが誕生して、未だに残っているということは、株や不動産などの金融商品として「世界的に認められた」ことを意味します。
もし本当に次世代の通貨として使えないのなら当の昔に姿を消していたはずです。そう思いませんか??
多くの日本人が、「投資=危険」とか「現金=安全」という考えを持っていて、投資など良くわからないものには手を出さない傾向があります。それは、自分を守る上でとても大事な選択です。しかし、長期的に考えた場合には話が変わってきます。
あなたは投資をしないリスクって考えたことありますか?
1.日本円の価値、お金の価値が下がっている
最も大きい影響は、インフレ(物価上昇)です。
例えば、今100万円で買えるものが、3年後には110万円でないと買えないかもしれません。現金をそのまま持っていても額面は100万円ですが、「買える量」は減ります。
例えば、年2%のインフレでも
・100万円の実質価値
3年後:94.2万円
5年後:90.6万円
10年後:82万円
つまり、減っていないように見えて、実質的価値は目減りしているのです。
会社員の給与が物価上昇より増えていってるならいいのですが、物価上昇が激しいため、賃金の上昇が追い付いてないのが現状です。
しかし、まだまだこの程度の物価上昇は序章にすぎません。これから本番がやってきます。あなたはちゃんと対策していますか?
日本円だけ持っていても、価値は減っていく一方ってことです。
2.給与だけに依存するリスク
収入源が会社員の給与のみだと、中東戦争の影響やパンデミック、地震や災害、景気悪化や病気、業界変化の影響を受けやすくなります。
1つのカゴに卵をたくさん入れておくと、転んだ時に全部割れてダメになってしまいます。だから、カゴを2つ、3つと分けて持っていれば、転んだ時に割れる卵は最小限で済むというお話です。
これは、収入にも置き換えられる話です。
投資は「お金にも働いてもらう」手段です。
配当や資産成長がると、収入源の分散になります。
3.老後資金不足のリスク
平均寿命が延びているので、65歳前後で退職した場合に残りの人生が20~30年以上あります。
年金も期待できない時代の中で、貯金をある程度貯めておかないといけませんよね。しかし、物価高の中で銀行に貯金をしてもほとんど増えません。しかも、円の価値はどんどん目減りしていきます。
一方で、長期投資なら福利効果が働く可能性があります。
例:
毎月3万円を30年間積み立てる場合(ざっくり)
・銀行預金(金利ほぼ0%)→ 約1080万円
・年利5%で運用→ 約2500万円
その差はかなり大きくなります。
4.円だけを持つリスク
日本で生活していると気づきにくいですが、「日本円100%」も一種の集中投資です。
円安になると、海外製品やエネルギー、旅行費などが高くなります。
金や銀などの現物資産やビットコインなどの暗号通貨をもつことは通貨分散になります。
5.機会損失(チャンスを逃している)
時間は投資をする上でかなり重要です。特に若い時期の「時間」は価値が高く、後からは買えません。
例えば、同じ金額を投資する場合でも、20代から積み立てを始める人と40代から始める人では、福利の影響で最終資産が大きく変わってきます。
ただし、「投資をしない=悪」ではありません。
重要なのは、リスクを理解して選ぶことです。
・近いうちに使うお金 →現金で持つ
・生活防衛資金 →預金する
・10年以上使わないお金 →長期投資を検討する
という使い分けが大事なのです。
投資の本質は、「一発で儲けること」ではなく、インフレに負けずに、将来の選択肢を増やすことにあります。
これからは必ず暗号資産の時代になりますので、「暗号資産は怖いとか良く分からない」で終わらせないで、まずはどういうものなのか知っていくことから始めましょう。