在宅介護 ワガママ気ママなママ

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私の母はお嬢様育ちで一度も仕事をした事がない人です。
結婚後もお金の苦労もなく趣味に明け暮れて
好きな洋服やバッグも買い放題。
二度も家を建て替えてもらい
私から見たら十分な生活をしてきた人生だと思うのだけれど
本人にとっては実に不満ばかりの人生なのです。
それは病に倒れた現在だけでなく若い時からそうで
好きでもない父とお見合い結婚したから不幸であると
幼い頃からグチグチ聞かされ
私は何があっても絶対に好きな人と結婚しようと心に強く決めていました。
結果としては「好き」という部分だけを大事にし過ぎて2回も失敗したわけですが。
まぁ子供たちの前で
あんたのお父さんが大好きだった!
と言えるだけでも良かったと思っています。
話がズレましたが、そんな母が食べたい物も食べられないベッド生活に突入したわけですから
まわりの人間も竜巻のように巻き込まれます。
真夏の熱気の中、よろよろと買い物に行く父にも文句ばかり。
「よけいな物を買って来る(怒)」
あるいは
「言った物しか買って来ない。(怒)」
殺虫剤のメーカーが違うと怒って
今戻った父を鬼の形相で取り替えに行かせた時は
我が母ながらなんて女だと思いました。
自転車で10分以上かかる店に80歳超えのおじいちゃんをです。
私がそれ買い取るよとか
私が取り替えに行くと言っても
父も意地になり聞く耳持たず、本当に困り果てます。
でも、じゃあ何でもやりたい放題かというとそうではなく
変なところで気を使い
看護師さんが呆れるくらいに神経質で
薬がいついつで無くなるとか
何時に来るはずの先生が来ないとか
便秘だ下痢だー
寝すぎだ寝られないだー
常に眉間にシワを寄せていて
私がいないと不安で仕方ないそうです。
なので私も休みを増やし
休みは全て母の近くで過ごしているわけです。
そんな毎日も数か月が過ぎると、私の我慢も限界をむかえ
何度か言い合いになりました。
少しでも強く言うとガバッと机に顔を伏して
駄々っ子のように泣き出します。
「私は子供の時からワガママ気ままだって言われてたんだから!」←何自慢?
「もういいっ!私が死んじゃえばいいんだ!」
「死んでやるっ!!」
きっとその時は、本人悲しくて悔しくて
本気で死んでやるくらいに思っているのかも知れません。
でも、毎日一生懸命に介護し、心配し、見守っている父や私にとっては
死んでやるなんて言葉、本当に腹立たしくて悲しくてたまらない気持になるのです。
母の今の苦しみを100%わかってあげることはできないけれど
できる限り寄り添って、できる限りのことをしているつもりなのに
伝わらないのかなーと。
同じ女性として腹が立つ部分も正直あります。
自分も、精神的にも体力的にもかなり弱っているので
「私には寄り添ってくれるダンナも彼氏もいないのに」
「こんな事があったって泣く場所もないのに」
と、普段は押し殺している辛い気持ちが頭をグルグル回って
その場で涙が止まらなくなってしまうのです。
当の本人は私がこそこそ泣いていることにも気が付かず
ぶーーーーーーーーーっとかおならしたりして
「あ、出たわ」
とか言ってますけどね。
なんかもう可愛くなって、それはそれでお別れがつらくなるからやめてくれとか思います。
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