牡羊座と蠍座
今回は火星が支配星という共通点がある蠍座をエッセンシャルディグニティで分解していこうと思います。
まずはポラリティ、モード、エレメントから
・牡羊座が男性星座で次の牡牛座が女性星座のように、交互に男女を繰り返していくと蠍座は女性星座にあたるので、女性=受動=内向へ向かう火星を持つのが蠍座ということがわかります。
・次に行動パターン。
3つの行動パターンがあり、牡羊座から活動、牡牛座が不動、双子座が柔軟と3つを繰り返して進んでいくと蠍座は不動のパターンを取ることがわかります。
・最後にエレメント。
こちらも牡羊座が火でしたのでそこから地、風、水の4つのエレメントを基に順に進んでいくと蠍座は水になります。
水は感情や情緒といった自分以外との対象物の関係性に重きをおくエレメントです。
さて、ここで天体を読む前に蠍座という星座を整理すると
内向的で変わらない感情を持つのが「蠍座」という分析が可能です。
なので、執着とから恨みとかが蠍座に該当したりするわけですが
蠍座=執着ではないのです。
蠍座=執着、恨み。
と読むのは、あくまで素人向け、本を読むだけで良い方向けの解釈。
別に自分と相手だけの内側に生まれる変わらない気持ちは恨みとは限らない。
蠍座を天体で見ていく
蠍座は全星座の中で火星が強い星座。
支配星が火星、エグザルテーションは無く、トリプリシティ昼夜火星
デトリメントは金星、フォールが月
という構成です。
牡羊座では火星を「戦う」と読みましたが、こちらでは分かりやすいように
「破壊とか破る」にしてみます。
まずは、蠍座の特徴は前述したように「内向的で変わらない感情」を持ちます。
内向的には自分の内側を指したり、自分と相手の外側ではなく、二人だけの関係性の内側に向くということ指します。
内に秘めた変わらない気持ちを持って対象物と繋がるために破壊行為をしていこうとするのが蠍座。
例えば、ある女性がAさんと知り合って良いなと思った。
二人の間には”知り合って間もない”という関係性が構築された。
しかし、その関係性で満足しないのが蠍座というより火星である。(蠍座は火星によって構成されている)
火星は次の段階の「挨拶をする」という関係性に進んでいきたいので、
知り合って間もないという関係性を壊そうとする。
壊さないと永遠に”知り合い”という関係性に甘んじるしかない。
それを嫌がる火星は安定を破ろうとする。
その勢いは嫌われるというリスクも孕んでいるのだが
火星は戦わずにはいられない。
そして、火星の勢いのおかげで二人は「挨拶する仲」になったが
その時点で火星には既に次に向かおうとする火がついている!
次は話をする、連絡を取り合う仲に成る為に火星は動き出す。
こうして、二人は関係を深めていくのだが
仮に彼女は彼との関係を深めていく中で彼の良い面を全て見た、知ったとする。
しかし、この火星は安定した状態を好まないし、火星に終わりはない。
次に火星が取る行動は彼の悪い面を知るために、今の良い所全てを知っているという関係性を壊す。
という様にあらゆる方向から彼と繋がろうと自分を彼との間にある壁を破壊して、破壊してもう遮る物を無くそうとする。
変な例えだが、彼を歯だとしたら削って削って穴を開け、中の状態が全てわかる様にする。
そして、彼女という液体(水エレメントだから)は彼という型の中に入り込み
彼と同化、一心同体をできる様な状態になる。
彼女は彼と同じ”カタチ”になる。
これを彼女目線では変容とも言えなくもない。
壊して、壊して彼女はAさんとの関係性を”作っていった”。
この様な矛盾した表現になるのは、
水エレメントはつながりを求めるが、火星はつながりを嫌うところにある。
似たような事は天秤座や魚座でも起こる。