今週は先週末と比較して、日経平均株価は3.62ポイントの大幅下落、システムに採用した全38銘柄の株価平均は1.75ポイントの下落となりました。
また、システム採用銘柄株価のプラス割合は、68.42%(26銘柄)のまま変わりません。
一方、システム成績は0.20ポイントの上昇となり、平均資産増減率はプラス5.15%に増加しました。
順張り系は0.81ポイント、オシレータ系は0.12ポイントの上昇でしたが、逆張り系が1.34ポイント、その他系が1.39ポイントの下落となりました。
チャートを見ると、順張り系とその他系は横這い、逆張り系は上昇一服、オシレータ系は下げ止まりとなっています。
また、日経平均株価は反落、システム採用銘柄株価は下落基調となっています。
個別システムでは、増減率がプラスでかつインデックスに勝っているのは、10システムのまま変りません。また、インデックスとは関係なく、増減率がプラスのものは、52.63%の20システムのままです。
川崎汽船が首位を維持、昭和電工が2位、三菱自動車が3位のまま変わりません。先週売り転換した川崎汽船は、今日の下落で何とか踏み止まりました。
さて、新型コロナウイルスの新たな変異、オミクロン株が発生したことで、東京市場は週末に700円以上下げ、それに続いて海外市場も軒並み大幅に下落し、NYダウは900ドル以上の急落となりました。ドル円も、直近から2円強の円高となっています。
また、日経平均先物は東証終値から900円近い下落となり、週明け以降の東京市場は波乱の展開が予想されます。
年末にかけて再び3万円を目指す展開に、暗雲が立ち込めて来ています。
次図に示すように、日経平均株価は25日までは直近に2本の上昇トレンドが存在したのですが、26日時点では最直近の上昇トレンドが消え、その前の上昇トレンドが直近に繰り上がると共に、下降トレンドがそれに続きました。
下降トレンドの安定指数はまだ大きくはなく、安定度の順位は最下位に近い状態ですが、今後も下落傾向が続くようであれば、その順位を上げてくるものと思われます。
一方、システムの方は、今週は売りポジションの割合が多かったため、先週よりも平均的に成績が向上しました。
わずか0.20ポイントの上昇でしたが、前日比では0.63ポイントの上昇となっています。
面白いことに、2週間前の12日の売りポジションの割合はわずか34%でした。その後、39%、50%と増加していき、先週末の19日には63%に達しました。
そして、今週の24日には71%、急落前の25日には68%となっています。26日時点では、寄付きで買い転換してしまったシステムがあり、58%に減少しています。
全てのシステムが正常に機能しているわけではありませんが、あたかもシステムが今回の急落を予見していたかのような結果となっています。
なお、逆張りシステムであれば、市場のトレンドとは逆方向にシグナルが出ることになりますが、検証している全38システムの内、逆張りシステムは2つに過ぎず、影響は小さいものと考えられます。
個々のシステムであれば、市場の急変時にどちらのポジションについていたかは、偶然の域を出るものではありません。
ただ、それらが集合した場合、その振る舞いに対して統計的な意味付けを行うことは、あながち間違ったものではないように思います。
売りポジションの割合が、わずか2週間で30%から70%に増大したことについて、偶然として片付けてしまうことも出来るでしょう。
ただ、神の見えざる手が、何らかの影響を与えた可能性を否定する事もまた、難しいように思います。
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