第2回 まずは声録りから!【宅録機材導入編①】

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音声・音楽
第2回ようやく投稿です。
上野動物園の公式Twitterが上げている
🐼がタケノコを食べているだけの動画に心癒されているDr.ぱんだです。

さて、今回から普段の仕事のノウハウなど
紹介できればと思っています。

いきなりどんな作業をしているのかを説明しても、
なんのことやらと思う方もいらっしゃるかと思うので、
作業の流れが感じられるように段階を踏んでいこうと思います。

ということで、今回は録音の入り口を紹介します。


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🌿〜パンダの業務的な話を少し〜🌿

最近のTVの業務ではコロナウイルスによる影響で、
NAさんや声優さんがスタジオに来られず、
ご自身の事務所やご自宅で声を収録するといった対応を取らざる得ない状況になってきています。
まさに”宅録”環境がそれぞれに求められている現状です。
頂いたお声は、こちらの調整次第で今までのクオリティを保てる音質のものや、なかなか厳しいと感じるものもあり、
最低限この環境さえ整っていればと思った次第です。
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🌿〜本題〜🌿
では宅録でまずは声の収録を目的とした機材導入を紹介します。
なるべくコストを抑えたものでも十分なクオリティになります。

機材リスト
①パソコン1台(できるだけ新しいのもの)
Windows 8.1, Windows 10
Mac OS 10.11 以上(MacOS Catalinaはまだサポート外の機材が多い)

②マイクロフォン
ダイナミックマイク(収録環境で雑音多めの方向け)
『オススメ』→SHURE『SM58 』/SHURE『beta57A』
コンデンサーマイク(収録環境が静かな方向け)
『オススメ』→RODE『NT1-A』 /SE Electronics『SE2200』

③オーディオインターフェイス
オーディオインターフェイスは宅録においてのパイプ役のような存在です。
  マイク➖➖➖パソコン(録音)
  パソコン➖➖➖ヘッドフォン、スピーカー といった感じです。
『オススメ』→SOLID STATE LOGIC『SSL2/SSL2+』
  パソコン上で複雑な設定をする必要がなく、
  とてもシンプルかつクオリティの高い音で収録できます。
※マイクでコンデンサーマイクを使用する場合は
オーディオインターフェイス側でファンタム電源+48V をONにする必要があります。

④ヘッドフォン
『オススメ』→SONY『MDR-CD900ST』/JVC『HA-MX10』
スタジオで収録では定番のヘッドフォンです。
自分の録音状況を正確に聴きながら収録することが目的です。

⑤マイクケーブル1本(XLR➖XLRという規格のもの)

⑥録音ソフト
パソコンにインストールして使用するものです。
『オススメ』→Avid 『ProTools First(無料版)』 / 『ProTools(有料版)』
純粋に声の録音するのであれば無料版で十分です。
映像を取り込んで作業する場合は有料版を導入する必要があります。

⑦その他
マイクスタンド(卓上に置けるものから立ち状態で使えるものまであります)
ポップガード(収録の際の息によるボフっとしたフカレを軽減します)


以上を用意すれば、クオリティを保った声の収録が可能です。
他にももっとコストのかからない機材や、高級なものまでありますが、
後悔しない選択としてはこれがベストだと感じています。

録音できたよという方、音の調整はぜひお任せください!(宣伝)

第3回は実際にこれらの機材を使って
ProToolsへの録音のやり方を紹介しようと思います。

それではまた🐼🌿



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