宿のキャンセル料、泣き寝入りしていませんか?未払い時にまずやるべきこと

宿のキャンセル料、泣き寝入りしていませんか?未払い時にまずやるべきこと

記事
ビジネス・マーケティング
宿を経営していると、こんな経験はありませんか?
「キャンセル料を請求したのに返事がない」
「何度連絡しても無視される」
「これ以上言うとトラブルになりそうで怖い」
そして最後には、
「もう仕方ないか……」
と諦めてしまう。
キャンセル料の未払いで難しいのは、単に「お金が入ってこない」ことではありません。
本当に困るのは、
次に何をすればいいのか分からないこと
です。
何と伝えるのか。
いつ再連絡するのか。
どこまで請求するのか。
無視されたらどうするのか。
ここが決まっていないと、毎回その場で判断することになり、対応する側の精神的な負担も大きくなります。
「請求した」だけでは終わらない
キャンセルポリシーを掲載していても、実際にキャンセル料が発生した際、
「規定に基づきキャンセル料をお支払いください」
と一度連絡しただけで、必ず支払ってもらえるわけではありません。
忘れている人もいれば、メールを見落としている人もいます。
一方で、意図的に無視する人がいるのも現実です。
そこで大切なのが、
「請求」と「回収」を分けて考えること。
請求したあとに支払いがなかった場合、次にどう動くのかまで決めておく必要があります。
まずは「事実」を整理する
未払いが発生したからといって、いきなり強い文章を送るのはおすすめしません。
まず整理したいのは、
予約内容
キャンセル日時
適用されるキャンセル規定
請求金額
これまでに行った連絡
相手からの返信内容
などです。
ここを曖昧にしたまま催促すると、後になって説明が食い違ったり、余計なトラブルにつながったりします。
まずは、
「なぜこの金額を請求しているのか」
を宿側が明確に説明できる状態にしておくことが重要です。
最初から強く言わない
キャンセル料を無視されると、こちらも感情的になりやすくなります。
「規約に書いてあるのだから払ってください」
と言いたくなる気持ちは当然です。
ただ、未払い対応では、
最初から強く出ること=回収しやすくなること
ではありません。
むしろ、
案内する
再度お願いする
支払期限を明確にする
それでも反応がない場合は次の対応を検討する
というように、段階を踏んだ方が対応しやすくなります。
重要なのは、感情ではなく手順で動くことです。

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「無視された=諦める」ではない
ここは、宿を経営する立場として特に大切だと感じています。
一度請求して無視されたからといって、
そこで終わりにする必要はありません。
もちろん、相手に何度も電話をかけたり、威圧的な文章を送ったりすればいいという話ではありません。
必要なのは、
「無視されたら次に何をするか」まで決めておくこと。
これだけで、未払いが発生した際の対応はかなり変わります。
キャンセルポリシーだけでは足りない
多くの宿泊施設には、
「○日前から○%」
「当日は100%」
といったキャンセルポリシーがあります。
しかし、
「支払ってもらえなかった場合のルール」
まで決めている施設は、それほど多くないのではないでしょうか。
たとえば、
何日後に再連絡するか
どの文章を送るか
支払期限をいつにするか
どの段階まで自社で対応するか
必要に応じて、いつ専門家へ相談するか
ここまで決めておけば、担当者によって対応が変わることも減ります。
つまり必要なのは、
キャンセル規定だけでなく「未払い対応の型」
です。
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毎回ゼロから考えるのが一番もったいない
宿の仕事は、キャンセル料の回収だけではありません。
予約対応、接客、料理、清掃、人員管理、集客。
やることはいくらでもあります。
その中で未払いが1件発生するたびに、
「何て送ろう」
「次はいつ連絡しよう」
「これ以上やっていいのかな」
と一から調べて考えていては、時間も気力も奪われます。
だから私は、
「未払いが発生したら、この順番で対応する」
という型を持っておくことが大切だと考えています。
宿の現場で使える形にまとめました。
そこで、宿泊事業者向けに、
キャンセル料が支払われなかったときの対応を、実務の順番に沿って整理したデジタル教材を作成しました。
難しい法律用語を並べることよりも、
「今、自分は何をすればいいのか」
が分かることを重視しています。
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教材では、
未払いが発生した際の確認事項
請求から再連絡までの考え方
相手への伝え方
無視された場合の次の行動
対応を長引かせないための考え方
などを、現場で使いやすい形に整理しています。
さらに、毎回文章を一から考えなくて済むよう、実際の対応を想定した文面も活用できる構成にしています。
※本教材は一般的な実務情報をまとめたものであり、個別の法律相談や法的代理を行うものではありません。個別の紛争については、必要に応じて専門家へご相談ください。
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次に未払いが発生したとき、また一から調べますか?
キャンセル料の未払いは、いつ発生するか分かりません。
そのときになって検索し、
「この文章で大丈夫かな」
「もう一度連絡していいのかな」
と悩むより、
必要な対応手順を手元に置いておく。
それだけで、対応のスピードも精神的な負担も変わります。
もし今、
「キャンセル料を請求しても回収できずに困っている」
「未払いが発生したときの対応を決めておきたい」
「毎回文章を考える時間を減らしたい」
と感じているのであれば、教材をご覧ください。
無視されたからといって、すぐに諦める前に。
まずは、できることを順番に整理しておくことから始めてみてください。

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