理工学生として、コロナ対策を考える!(2)

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 いつもは、英訳・和訳等のコンテンツを配信していますが、昨日に続き本日も本職である理工学生としてのブログ投稿です!
 私は現在、東京大学で大学院生として生物関連の研究に励んでおりますが、コロナの大流行に伴って今まで学習してきた生物学の知識を振り返ることでコロナやそれに伴った弊害への対策ができるのではないかと考えておりました。

 前回、個人での対策として意識するべきポイントして「消毒」「運動」「食事」の三つが重要ではないかと提案しました。当たり前ようなことですが、正しい知識をつけることはウイルスやその他の病気から身を守る上で非常に大事なのです!
 本日は、その中でも「運動」について自身の知識から伝えさせていただきたいと思います。

 緊急事態宣言の影響で外出の自粛が続いており、家にこもりきりの生活を送っている方も少なくないでしょう。
 コロナウイルスやその他の病に負けない体を健康に保つために適度な運動が重要なのは当然です。ですが、運動はさらにコロナウイルスの世界的流行の副産物として大幅な増加が予想されているうつ病などの精神疾患に対する予防にも有効なのです。
 マウスや猿およびヒトに対して運動と脳機能の関連性を調査する研究は数多く行われており、それらの研究によって、適度な運動によって血漿中に分泌される「カテプシンB」が脳機能に作用して抗ストレス作用を示すことが示唆されるているなど、運動が精神の安定や記憶などの脳機能に対して与える良い影響がいくつもわかってきています。
 こんな世間情勢の中、気が滅入ってしまいがちですが、家の中でもできるちょっとした運動や夜間・早朝など人の少ない時間に外に出て体を動かす事を日課にするだけで丈夫な体をつくるとともに、心の健康を保つことができるでしょう。皆さんもぜひできる範囲で、エクササイズを取り入れてみてください。
 手短に説明させていただきましたが、この記事を読んでいただいて少しでも正しい消毒に関して知識をつけていただければと思います!
 次回は、コロナ対策における「食事」について少々お話できればと思っております!ぜひそちらもご確認ください!

4/26 James Borg 

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