禁止と覚悟

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世の中には、誰かの何かを
禁止することがあります。

しかし、
禁止することを安易に連発しており、
禁止するという行為に対して、
あまり覚悟を持っていない人が
多いように思います。


1.禁止とは、上から抑えつける行為

例えば、高校3年生の子供が、
同級生だけで卒業旅行に
行きたいと言ってきました。

親は「高校生が泊まりなんて
ダメに決まってるだろ!」と
禁止したとします。

禁止とは、上から抑えつける行為です。

抑えつけは、強ければ強いほど
反発した時の爆発が大きくなります。

逆に意欲を削がれ、
無気力になるかもしれません。


2.禁止することはリスクを伴う

遊びを禁止されてきた反動で
大学生になって、遊びほうける
ようになるかもしれません。

何を言っても聞いてもらえないと
いろいろなことを諦める
性格になるかもしれません。

禁止するということは、
とてもリスクの伴うことです。

安易に、頻繁に、使用するものではない
と私は思います。


3.禁止は経験を奪う

しかし、禁止することが
必要な場合もあります。

特に小さい子供など
危機管理能力が乏しく、
大けがを負う可能性が
あるような場合は
大人が責任持って
禁止すべきだと思います。

ただ、子供は危険から
学ぶことも多々あります。

禁止することで、
危険を回避する反面、
経験を奪う面もあります。

禁止するかどうかの判断には
なかなかに覚悟が必要なのです。

禁止することは、禁止する側にとって、
管理がしやすく、とても楽です。

しかし、禁止することは、
上から押さえつける行為である
ということを忘れてはいけません。

そのリスクを忘れてはいけません。

経験を奪う可能性を忘れてはいけません。


4.禁止は覚悟をもって!

頭ごなしに禁止するのではなく、
まずは、話を聴くということも大事です。

話し合うことで、お互いの思いや考えを
理解することができますし、
よい折衷案が生まれるかもしれません。

禁止という方法は、
できる限り避けた方がよいもの。

しかし、必要な時には、
思い切って、覚悟を持って、
行使するものだと思います。

禁止と覚悟、考えてみてはいかがでしょう。
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