こんにちは三浦です。
今回は、ロゴ作成に最適な画像生成AIを探るべく、Ideogram、Canva Pro、Midjourney、DALL-E3などのツールを比較してみました。
画像生成AIの概要
まず、それぞれのツールについて簡単に説明しましょう。
Ideogram: ディープラーニングを使った画像生成AI。
アニメ風の画像生成に特化しており、英語の文字を正確に描写することができます。
あまり有名じゃないかも知れないですが、Tシャツデザインが好きな人は人気の画像生成AI。
Canva Pro: オンラインデザインプラットフォーム。
広範囲のテンプレートや素材を提供しており、ロゴ作成に適しています。
日本語も英語もフォントの数も大量にありデザインで困ることは無いです。
Midjourney: ディープラーニングを使った画像生成AI。
芸術的で独特な画風が特徴です。最近では英語の文字も描写できるようになりました。精度も悪く有りません。
ロゴ作成に最適なAIは?
結論からいうと、ロゴ作成にはIdeogramかCanva Proがおすすめです。
Canva Proを出すならCanva Pro >>> Ideogram > Midjourney
となるでしょう。
あくまでロゴの話です。
当初自分は、
画像生成AIの登場によりロゴも作れるものだと思っていました。
現実はあまくなかった。
ロゴもいけますがロゴには文字が必要なケースも多いです。
そうなってくると話は別。
実際のところどうなのか触りまくってみました。
1.画像生成AIの中でロゴ作成に一番使えるのは?
Ideogramです。
画像生成AIのなかで文字を表示できるのはIdeogramとMidjourneyだけ。
文字は英語だけです。
その中でも早くから文字を表示できたのがIdeogram
Ideogramの強み
Ideogramは、現時点で英語の文字を非常に正確に描写することができます。ロゴに英語のテキストを使用する場合、Ideogramは優れた選択肢です。
Tシャツデザインなども得意です。
ただアニメ風の人物はちょっと苦手なときもあります。でもきれいな人物を作れるます。無料でも画像生成できますので試してみると良いでしょう。
プロンプトですがIdeogramは日本語もいけます。
英語、日本語プロンプトで出てくる画像に違いはあまりありませんでした。
Ideogramに入れたプロンプトはこれだけ
「"ec Samurai' という文字が入ったロゴ。女侍がたっている。背景白。」
いかがでしょう。
まあまあロゴとしていけそうです。
Tシャツのデザインのほうがありかもしれません。
Midjourneyの場合
Midjourneyも最近、英語の文字を描写できるようになりました。
場合によっては、Ideogramよりも優れた結果を生み出すことがあります。ただし、Midjourneyの芸術的な画風がロゴに適しているかは、ケースバイケースです。ロゴよりも幻想的な絵や微細なリアル写真、イラストに向いています。ロゴをつくろうとすると余計な文字が入ることも。
文字を無くし呪文もありますが制御しきれない難点も。
イマイチに感じるかも知れませんが、シンプルなロゴ作成に限った話です。
ec samuraiを入れたロゴを造ってもらいました。
なかなか微妙なのがおわかりいただけたでしょうか。
ここで苦労するならCanva Proで文字入れしたほうが良いです。
DALL-E3の場合
よくわからない文字が入ったりします。これが普通です。
Ideogram以外では文字指定はしないほうが良いですね。
そのかわり画像生成AIの目的は画像作り。さすがにきれいです。
Ideogramの作品
Midjourneyの作品
Midjourneyはバージョンを下げることでこうした子供の描いたような絵も出せます。これでロゴをためしてみてもよかったかもしれませんね。
Leonardo AIの作品
プロンプトはGPTsにに書いてもらおう
画像生成AIのプロンプトは英語だけというのも多いです。
その場合、ChatGPT-4の中にあるGPTsで探すのがオススメ。
Midjourneyのプロンプトは英語のみですが、こちらもMidjourneyのプロンプト生成GPTsに日本語で指示だすと英語のプロンプトにしてくれます。
ぜひ、様々なツールを試してみて、自分に最適な画像生成AIを見つけてください。素晴らしいロゴ作成を!
最後までお読みいただきありがとうございました。