今どきCDなんか売れないと思う方が多いでしょう。
わたしも全部捨てようと思ったんですけれど、試しに売ってみたんです。
そんなに高くはできませんが、高いものから売れて行く不思議です。
人気なさすぎて売れないだろうなと思っていた、ゲイリーテイラーのGTは2,500円で売れました。
今回のお題のリックジェームスのアーバンラプソディは800円です。
リックジェームスの場合は人気ないというよりは、嫌われ度が高すぎる「ファンクの鬼っ子」ってところでしょうか:
アーバンラプソディは、リックジェームスが54歳で亡くなる直前のディーパースティルの前のアルバムです。
この2枚のアルバムの技巧を削ぎ落とし、枯れた感じが好きです。
アーバンラプソディで驚いたのは、おそらくモラ気質のリックジェームスが、長年サポートをしてきてくれたストーンシティバンドをついにジャケ写でクレジットしたことです。
「スターは俺だ、お前らはバックバンド」程度に思ってたんじゃないですか?
けどライブ動画を見ていると、ストーンシティバンドが充分かっこいいです。
曲は色々な要素を取り入れていて、自動車ショー歌みたいなヘンテコな曲や、ラップやレゲエを取り入れたものなどファンク度控えめで聞きやすいアルバムです。
リックジェームスのヒット曲に、スーパーフリークがあるんですけれど、これ聞いてみてください、有名な曲ですよね、MCハマーの。
スーパーフリークが本歌なんですよ。