事例の話を続けます
今回は、日々の問い合わせ対応に追われていた現場を、
LINE Botで自動化したときの話です。
(守秘のため、具体的な社名や数字の詳細はぼかしています)
⚪︎最初の状況:同じ問い合わせに、何度も人が対応していた
その現場では、お客様からの問い合わせ対応に、
多くの時間が取られていました。
「予約したい」「いつ空いていますか」「料金はいくらですか」
こうした問い合わせが電話やメッセージで次々に入り、
そのたびに担当者が手を止めて対応する。
よく見ると、そのほとんどが「毎回ほぼ同じ内容」でした。
同じ質問に、同じ答えを、人が何度も繰り返している。
本来やるべき業務が、その対応で何度も中断されていたんです。
⚪︎よくある質問は、人が答えなくていい
ここで考えたのは、「すべての問い合わせに人が対応する必要があるのか」
ということでした。
問い合わせを分けてみると、大きく2種類ありました。
ひとつは、料金や営業時間のような「答えが決まっている質問」。
もうひとつは、個別の事情に応じた「人が判断すべき相談」。
前者は、人が毎回答える必要はありません。
ここを自動化できれば、現場は後者の「本当に人が必要な対応」に
集中できるはずだと考えました。
⚪︎LINE Botで「決まった対応」を自動化した
そこで、お客様が普段から使い慣れているLINEを使って、
よくある問い合わせに自動で答える仕組みを作りました。
料金や営業時間の案内、予約の受付、よくある質問への回答。
こうした「決まった対応」をLINE Bot が代わりに行います。
お客様は、電話がつながるのを待つことなく、その場ですぐ
答えを得られる。現場は、定型的な対応から解放される。
両方にメリットのある形にしました。
LINEのアプリは多くの人が日常的に使っているので、
お客様に新しい操作を覚えてもらう必要がないのも利点でした。
⚪︎変わったこと:対応時間の削減と、機会損失の防止
LINE Botを導入して変わったことは、2つあります。
ひとつは、定型的な問い合わせ対応の時間が大きく減ったこと。
人が同じ説明を繰り返す必要がなくなり、その分、本来の業務に
時間を使えるようになりました。
もうひとつは、営業時間外でも対応できるようになったことです。
これまでは電話がつながらず取りこぼしていた問い合わせにも、
Bot が自動で応答する。結果として、機会損失を防ぐことにも
つながりました。
⚪︎この事例から言えること
LINE Botの事例から、改めて言えることがあります。
・問い合わせの多くは「答えが決まっている」もので、自動化できる
・人は「人にしかできない対応」に集中した方がいい
・お客様が使い慣れたツールを使うと、定着がスムーズ
すべてを自動化する必要はありません。
「決まった対応」と「人がすべき対応」を分けて、前者だけを
仕組みに任せる。これだけで現場はずいぶん楽になります。
もし「同じ問い合わせ対応に追われている」「営業時間外の
取りこぼしが気になる」といったことがあれば、お気軽に
ご相談ください。
どの対応を自動化できそうか、一緒に整理します。
ご相談は無料です。