私は中世の占星術師 ウィリアム・リリー(William Lilly)のプロフェクションを実践しています。リリーはプロフェクションを占星術における予測技法として重要視しており、特定の年齢に関連するハウスや支配星を使ってその年のテーマや出来事を読み解きました。
リリーのプロフェクションの基本的な考え方
1. プロフェクションの仕組み
プロフェクションは、**誕生日から1年ごとにハウスが1つずつ進む**シンプルな技法です。
生まれた年は**第1ハウス**がその年のテーマとなり、2歳で第2ハウス、3歳で第3ハウスと進行します。
12歳ごとに第1ハウスに戻ります(12年周期)。
2. ハウスとテーマ
各ハウスには対応するテーマがあります。リリーはその年に注目するハウスのテーマと、そのハウスを支配する惑星(ルーラー)を重視しました。
ハウス 主なテーマ
第1ハウス 自己、体、健康
第2ハウス 財産、収入、所有物
第3ハウス 兄弟姉妹、短距離旅行、通信
第4ハウス 家庭、基盤、父親
第5ハウス 子供、楽しみ、創造的表現
第6ハウス 健康問題、仕事、奉仕
第7ハウス パートナー、結婚、契約
第8ハウス 他人の財産、変容、死と再生
第9ハウス 長距離旅行、哲学、信仰
第10ハウス キャリア、社会的地位
第11ハウス 友人、希望、ネットワーク
第12ハウス 障害、秘密、潜在意識
3. その年のルーラー(支配星)
リリーは、プロフェクションで注目するハウスの支配星を使って、より具体的な予測を行いました。
ルーラーの分析ポイント
※ ここでのトランジットやソーラリターンを用いた分析は情報量が多くなりすぎるため実勢しておりません。
1. 出生図での位置 : 支配星が出生ホロスコープのどのハウスにあるか。
2. ソーラーリターンでの位置 : その年のソーラーリターンで支配星がどのハウスに位置しているか。
3. トランジットやディレクションとの関連性 : ルーラーに形成されるアスペクトやイベント。
4. ソーラーリターンとの組み合わせ
リリーは、プロフェクションをソーラーリターンやディレクションと組み合わせることで、年間の運勢をより深く分析しました。
プロフェクションで注目するハウスの支配星が、ソーラーリターンでどのような役割を果たすかを分析。
支配星が形成するアスペクト(調和的か挑戦的か)によって、その年の出来事を具体化。
リリーのプロフェクションの実践例
例えば、30歳の年齢の場合:
プロフェクションでは第7ハウスがテーマ(30 ÷ 12 = 2 余り6 → 第7ハウス)。
第7ハウスの支配星(例: 天秤座なら金星)を分析。
金星がソーラーリターンで第10ハウスにある場合、結婚や新しいパートナーシップがキャリアに影響を与える可能性を示唆。
リリーのプロフェクションが教えるもの
プロフェクションは、その年の「人生のテーマ」を示す指針。
彼の方法論は、現代でも十分に活用できるシンプルかつ強力な予測技法です。
プロフェクションの魅力
プロフェクションはシンプルながらも深い洞察を提供する技法です。年間のテーマをつかむことで、どの分野に注意を向けるべきかが明確になります。これにより、日常生活や大きな選択において、賢明な判断を下す手助けとなるでしょう。
プロフェクション例
プロフェクションの年齢である0歳、12歳、24歳、36歳、48歳、60歳におけるアドバイスと、木星と関連するアスペクトに基づく詳細な解釈。
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これを、年齢別に12年のサイクル分を提供いたします。