「夢を理解することで自分を知る」

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コラム

ビートルズのポール・マッカートニーが「Yesterday」のメロディを夢の中で聴き、そこから着想を得てあの名曲が誕生したというのは有名な話です。

夢は私たちに多くのことを伝えてくれる、言わば「精神の代弁者」とも言えるものです。

私は子供の頃に、結構な頻度で悪夢を見ていたような気がします。

子供は悪夢を見ることが多いとはよく言われますが、これには明確な理由が存在します。

睡眠というものは「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」に分類できますが、このうち記憶の固定化という作業を行うのが「ノンレム睡眠」で、その記憶を統合し、ストーリー化して感情の処理を行うのが「レム睡眠」です。

「夢を見ている状態」はレム睡眠であることが多く、子供の頃は大人よりもレム睡眠の時間が多いため、必然的に悪夢を見る頻度も大人より多くなる、と言われています。

また、子供時代には脳がまだ未発達の状態で、ネガティブな感情を抑える前頭葉の働きが弱く、その一方で不安や恐怖を生み出す扁桃体の動きは非常に活発なため、睡眠中に強い恐怖や不安が発生しやすく、悪夢を見ることが多くなるようです。

夢には学習能力の向上や創造性の促進、危機管理や社会性のシミュレーションといった役割があり、私たちにとってとても有益な一面もあります。

夢に過去のトラウマや悲惨な体験などの記憶が関わっていることもあり、自身の夢を分析することで、ある程度の自己理解には繋がると思われます。

夢について、正しく理解し、自分という存在をより深く知っていきたいものですね。






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