感情をぶつけられて、心が削られてしまうあなたへ|あなたの心にも、盾を持っていい

感情をぶつけられて、心が削られてしまうあなたへ|あなたの心にも、盾を持っていい

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コラム
大きな声。とげのある言葉。
黙り込まれて、部屋の空気が重くなる。

その場ではなんとかやり過ごせたのに、
あとから胸がざわざわして、
何度も何度も、頭の中でその場面を再生してしまう——
そんなこと、ありませんか。

感情をぶつけられるというのは、
思っているよりずっと、心を消耗させることです。

殴られたわけじゃない。傷も残らない。
だからこそ「これくらいで傷つく私が弱いのかな」と
自分のほうを責めてしまいやすいんですよね。

でも、そうじゃないんです。

強い感情を浴びるというのは、
心にとっては、冷たい風に当たり続けるようなもの。
上着なしで吹きさらしに立っていたら、誰だって冷えます。
冷えたのは、あなたが弱いからではなくて、
風が吹いていたからです。

だから、ひとつだけ知っていてほしいことがあります。

あなたの心にも、盾を持っていいんです。

盾というのは、相手をやり返すための武器ではありません。
「全部を受け取らない」という、静かな選択のことです。

たとえば——
相手の言葉が飛んできたとき、
心の中でそっと、こうつぶやいてみてください。

「これは、この人の感情。私のものじゃない」

たったこれだけです。
声に出さなくていい。表情を変えなくていい。
ただ、自分と相手の感情のあいだに、
うすい一枚を置くイメージを持つ。

それだけで、まるごと飲み込まずに済むことがあります。

そして、その場を離れたあとは、
あたたかい飲みものをひとくち飲んでみてください。
心の冷えは、まず体からゆるむことがよくあります。

あなたは、誰かの感情を全部引き受けるために
生まれてきたわけじゃありません。

受け止めてあげられたことは、
あなたのやさしさです。
でも、受け止めきれなかったことは、
あなたの欠点ではありません。

今日も、ここまで読んでくれてありがとうございます。
どうかあなたの心が、少しずつ、あたたまっていきますように。

ひとりで抱えきれない時は、いつでもお話を聞かせてくださいね。

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