今日は言霊の力に鳥肌が立ったお話です。
昨日、書家の先生とお会いさせていただきました。
有名な書家さんなのですが、書なんて全く分からなかった我が家族が書に魅了されるきっかけをくれた先生です。
会うのは三回目で、一度目は先生が自らの色紙で家族全員の名前と絵と文字を書いてくれて落款まで押してくれるというサービス。
「あんまり色紙書かないから」
と言いつつ色紙ごとプレゼントしてくれる気さくさ。
・・・いやいや。作品・・・。絵を販売している方に値段を出してもらったら、びっくり価格でした。・・・色紙も先生のなんですけど・・・。
二回目は人間国宝さんの梳いた紙に、生まれて天に上るまでの3龍を書いてもらい購入。人間国宝さんの落款と書家さんの落款がそろっているので、珍しいそうです。
さて昨日。黒い紙に金や銀で模様が入った紙を見せてもらいました。
「これは縦にして上り龍ですねッ」
と私が言うと、先生ノリノリ。
「下りてきたッ」
と着替えてきました。
というわけで上り龍を書いてもらったのですが、黒にシルバーの龍が鱗をきらめかせながら登っていく。という仕上がりに。
書家さんの書く書なんて
「何を書いているのかわからない」
と思っていたのですが、二回目の時も思ったのですが「文字から感じるパワー」ってホントすごいんです。
今回の天に昇る龍は先生が
「下りてきた」
と言ったのが納得できる仕上がり。文字なのに、横顔があって手に宝玉を持ち天に上るさまが表現されているんです。
伝わってくるエネルギーのすごさに鳥肌。
普段は気さくすぎて申し訳ないくらいの先生なのに、書く時の集中力は
「人が変わった」
と見ていてもわかるくらい。
「書く時の自分は違うから、あらためて見た時に実感がないんだー」
という集中力。
文字と言うものが持つエネルギーを紙に写し取る書家のすごさを改めて感じました。
いや。完成した作品もすごいけれど、やっぱり書いている時もすごい。
やっぱり有名な書家さんはすごいんだなあと改めて感じました。
お名前は内緒。美術名鑑に掲載されている方です。
書を知ったのは絵の営業さんに紹介してもらったからなんですけどね。
いや。すごい。文字も書家さんも。