親の視点が変わると、見える未来も変わる
こんにちは。
都内で子育てをしながら、20年以上IT業界で働いている会社員です。
私が不登校や教育について考えるようになったきっかけは、娘の「学校に行きたくない」という一言でした。
最初の私は、
「学校は行くもの」
「なんとか学校へ行けるようにしなければ」
と思っていました。
子どものためだと思って声をかけたり、お友達と登校できるようお願いしたり、担任の先生やスクールカウンセラーにも相談しました。
でも振り返ると、「どうしたら学校へ行けるか」という一つのゴールしか見えていなかったのだと思います。
娘が心配だったのはもちろん、共働きで忙しい中「学校へ行ってくれないと自分が困る」という気持ちや、「学校には行くもの」という私自身の固定観念もありました。
娘の不登校をきっかけに、それまで当たり前だと思っていた「学校」「学び」「子育て」について、立ち止まって考えるようになりました。
私は20年以上IT業界で働いています。この世界の「常識を疑い、新しい未来をつくる」という姿勢が好きです。
テクノロジーやAIによって社会が大きく変わる中、子どもたちが大人になる頃、本当に必要なものは何だろう。
考えるうちに大切にしたいと思ったのは、知識だけではなく、好奇心を失わず、自分で考え、自分で選んでいく力でした。
そのためには私たち親も、「学校には行くもの」「こういう進路なら安心」「親ならこうすべき」という自分の中の「当たり前」に気づき、ときにはアップデートしていくことが必要なのではないかと思っています。
小2から不登校になった娘は、現在小5です。
学校だけにとらわれず、フリースクールなど自分に合った場所で学びながら、今は行きたい学校を見つけ、自分で「中学受験をする」と決めて挑戦しています。
不登校になった当時の私は、こんな未来を想像できませんでした。
だからこそ、「今の状態が、この先ずっと続くとは限らない」ということを、同じように不安を抱えている親御さんに伝えたいと思っています。
現在は、多様な学びや次世代教育について考える活動、保護者向けの座談会・セミナーなどにも関わっています。
私は医療や心理の専門家ではありません。正解を教える人でもありません。
でも、同じように悩み、迷い、自分の「当たり前」を問い直してきた親だからこそできる対話があると思っています。
気づくことができれば、選ぶことができる。
親の視点が少し変わることで、今まで見えていなかった未来の選択肢が見えてくることがあります。
一緒に立ち止まり、整理し、“この先”を考える。
そんな存在でありたいと思っています。